こんにちは。
相馬一進です。
突然ですが、質問させてください。
「白ブリーフはダサい」という風潮になったのは、
なぜか知っていますか?
ここで言う白ブリーフとは、
文字通り、「下着の白いブリーフ」のことです。
1950年代から世界で広まった白ブリーフは、
1980年代半ばまで多くの人が身に着けていました。
ところが、1980年代後半からは
「白ブリーフはダサい」というイメージになり
身に着ける人が減っています。
事実、下着メーカーのグンゼによると、
2023年にブリーフをはいている男性は15%で、
85%はトランスやボクサーパンツになっています。
しかも、ブリーフのうち半分は色付きなので、
白ブリーフは数パーセントに満たないようです。
「白ブリーフは嫌だ」「ダサい」と
多くの人が思っていることが見て取れます。
※今でも身に着けていて気を悪くしたらすみません。
否定する意図はなく、客観的な数字の話をしています。
こうした「白ブリーフはダサい」というイメージは
どこから来たのでしょうか?
実は、その大きな理由はボクサーパンツの広告です。
というのも、1980年代後半に映画などの影響で
ボクサーパンツに注目が集まった時期がありました。
それをチャンスと見た下着会社が、
ある路線の広告を打つようになりました。
それが「白ブリーフはダサい」、
「ボクサーパンツが格好いい」という路線です。
白ブリーフがダサいという風潮ができれば、
ボクサーパンツへの買い替えが増えるからです。
こうした影響もあって、
昔は普及していた白ブリーフはダサいイメージになり
今では少数派になっています。
現在は70代男性くらいしか、
ほとんど白ブリーフを購入していません。
こうした現象について、
米国トップ5の経営コンサルタントである
ジェイ・エイブラハムは次のように話しています。
「競合はあなたの商品を
陳腐化させるために必死で努力をしている」と。
わかりますよね?
つまり、あなたの商品が「ダサい」とか「しょぼい」
といったイメージになるように、
あなたの競合は日々努力を続けているわけです。
これは、ほとんどの業界で同じことが言えます。
つまり、あなたも過去と同じように
ビジネスを続けていると、どんどん苦しくなっていきます。
「同じやり方だと最近は売れなくなってきた」
という言葉は、あなたの周りでも聞くでしょう。
場合によっては、値引きで利益を削ったり、
過剰なほどのサービス提供を増やさないと、
売れなくなっていくのです。
集客に関しても広告費を上げたり
SNS、動画、ブログなど更新を増やさないと
見込み客が集まらなくなっていきます。
さて、ここから何が言いたいのかと言うと、
「結局、解決策はセールスだ」ということです。
ここだけ聞くと、
「え、なんでセールスとつながるの?」
と思ったかもしれません。
これは、無理に話をつなげているわけではなく、
ビジネスを俯瞰した視点で見るとよく理解できてきます。
なぜセールスが解決策になるかと言うと、
高単価な商品・サービスを
高成約率で売れるようになるからです。
すると、サービス提供に過剰な労力がかたったり
値引きで利益を削ったりしたりしなくて済みます。
また、成約率が高いわけなので、
広告を出しても黒字になりますし、
SNSなどの手間も減らせます。
さらに広告を打ってビジネスを拡大してもいいですし、
自由な時間を増やすライフスタイルを
目指すこともできるでしょう。
集客もフォローアップも楽になるので、
一石二鳥どころか、一石三鳥とか一石四鳥です。
このように大量の問題をまとめて解決できるのが、
セールスのスゴさです。
個人事業主や起業家であれば、
セールスのスキルは絶対に身につけてくださいね。
セールスのスキルがないと、
白ブリーフのように売れなくなって苦労するからです。