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こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
インターネット上で集客をするときは、
何らかの特典を配るのが定番です。
メルマガ登録、LINE登録、見積もり相談などの際に
動画、ツール、音声といったプレゼントがついているのは、
あなたも目にしたことがあるでしょう。
実際、魅力的なプレゼントがあると
お客さんの食いつき方が何倍も変わるので、
特典は有効な方法の1つだと言えます。
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さて、それを踏まえて世の中を見渡すと、
「特典の数にトレンドがある」という傾向がわかります。
たとえば、パーソナルトレーナーの業界で
特典をつけてLINE登録を促すのが流行ったとします。
すると、数か月かすると
「同業者より反応を上げよう」とした人が、
特典の数を2つ、3つと増やしていきがちです。
そして、競い合うように5つ、7つ、9つ……と、
業界全体で特典が増えていきます。
中には10種類以上もの特典をつけて、
数で圧倒しようとする人も現れるかもしれません。
しかし、ある臨界点を超えると、
特典を増やしてもお客さんの反応は上がらないところか、
下がってしまうようになります。
なぜなら、「そんなに特典ばかりいらない」と
お客さんが辟易してしまうからです。
結果、「特典を減らしたほうが登録率が上がる」
という事例が出始めて、
今度は特典を減らすのが流行ります。
ただ、しばらくするとまた同業者を出し抜こうとして、
特典を増やす人が現れる。
このように特典の増減が繰り返されるのです。
こうした特典の増減は、ミクロな視点で言えば、
1つのプラットフォームの中で起きているでしょう。
つまり、YouTube、Facebook、Twitter、LINEなどの
プラットフォームごとに数年単位で
特典数のトレンドがあります。
また、マクロな視点で言えば、
世の中で全体的に特典が多め時代と
少なめの時代があるようにも見えます。
私の感覚で言えば、マクロなトレンドは
数年~10年単位で移っている印象です。
さて、ここまで書いておいてなんですが、
特典数のトレンドは、まるで本質的ではありません。
ハッキリ言えば、バカバカしい。
なぜなら、お客さんが本当に興味を持つ特典があれば、
トレンドに関係なく集客できるからです。
マーケティングやコピーライティングの
本質を理解していれば、
特典数を増減させる意味はあまりありません。
言い換えると、マーケティングやコピーライティングの
本質をわかっていないと、数を増減するしかなくなります。
本質がわからない人ほど同業者と競い合いながら
特典を増やしたり減らしたりする
いたちごっこに巻き込まれるのです。
相馬一進