こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
少し前に「麻雀に学ぶ人生戦略」という内容を書きました。
これは、「人生も麻雀と同じように
『可能性を追う時期』と『手堅い選択をする時期』を
見極めたほうがいい」といった話でした。
それで、この記事に近い内容を講座で話したときに、
参加者の反応を見て感じたことがあります。
それは、「結果が出ない人ほど、
私の趣旨と逆の、自分勝手な受け取り方をしている」
ということです。
たとえば、「起業に興味がある」と言いながら、
何か月も副業すら始めていない方がいました。
その方は「やはり手堅い選択も大事ですよね」と話して
さらに副業を先延ばしにしようとしたのです。
一方、人前で話すビジネスに憧れがあるらしく、
ユーチューバーやセミナー講師を試したのに、
10年近くも結果が出ていない方もいました。
その方は私の話を聞いて
「もっと挑戦しようと思いました!」と言っていたのです。
「逆だよ、逆!」
そういった方々の反応を見ていて
思わず私が言ってしまったのがこの言葉でした。
「逆」という意味、わかりますよね?
前述の副業すら始められていない方は、
プログラミングでも物販でも
何でもまずはやってみたほうがいいでしょう。
とくに挑戦できないまま月日が過ぎている場合は、
失敗を恐れずに手をつけるのが先決です。
その反対に、ユーチューブやセミナー講師をやって
10年以上結果が出ていない方は、撤退したほうがいい。
少なくとも、人前で話すビジネスは
これ以上続けても芽が出る可能性が見えない。
何度も挑戦してダメだった場合は
「自分には向いてなかったんだ」と受け入れて、
手堅い選択に切り替える必要があるのです。
にもかかわらず、その反対の行動を取ろうとしていて、
ヤバいなと思いました。
こういった方々の反応でも思ったのですが、
やはり多くの人は、今までの人生の延長線上の行動を
続けたくなってしまうのでしょう。
そのため、何か新しい話を聞いても、
自分に共感できる部分を取り入れて、
共感できない部分を聞き流そうとしてしまいます。
しかし、本当に人生が変わる選択は、それこそ逆。
今までの自分の価値観とちがう行動、
つまり共感できない教えを取り入れて
行動したときに人生が変わるのです。
相馬一進