こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
情報化時代において、専門家の定義とは
「特定の分野においてGoogleを超える存在」
だと私は信じています。
ご存知のとおり、Googleの検索結果には誤りがあり、
いつも正しい回答を返すとは限りません。
例えば、NLPという心理学について考えてみましょう。
このNLPという心理学は、論文などを調べても分かる通り、
「疑似科学」であり、ただの欺瞞です。
その理由はWikipediaに書いてありますが、
NLPに効果があると証明できていないからですね。
ゆえに、心理学の専門家からは、相手にされていないのです。
ですので、心理学の専門家からすると、
NLPの資格を売っている人たちは
・効果がないものを確信犯で売っているクソか、
・欺瞞だということが見破れない情報弱者か、
そのどちらかだと判断します。
こういったことは、心理学の専門家からすると
至極当然なんですね。
ですから、もし仮に私がNLPの資格を持っていたとしても、
絶対にプロフィールには書きたくないです。
「ああ、NLPということは、クソか情報弱者のどちらかだね」
と思われるからです(笑)。
ですが、心理学を知らない初心者に聞くと
「NLPという資格はスゴいものなんじゃないか」
と真逆に感じるらしいのです(苦笑)。
そう感じるのは、Googleで「NLP」と検索すると
「NLPは役立つ」という論調のページばかりが
検索結果に表示されてしまうからとのこと。
要は、現時点では、Googleは欺瞞を見破れておらず、
その検索結果に絡め取られているのが初心者なんですね。
わかりますよね?
Googleは情報をまとめてくれてはいます。
ですが、残念ながら、その検索結果は低レベルで、
欺瞞もたくさん存在します。
そういった欺瞞を見破れないような人は
まだ専門家とは言えないでしょう。