こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
最近思うのですが、コンビニエンスストアの
お弁当って、かなり美味しいですよね。
正直、普通のお弁当屋さんのお弁当よりも
はるかに美味しいです。
これ、お弁当の工業製品化ですよね。
工業製品化とは、製造プロセスの機械化です。
お弁当の商品開発では、プロの料理人の食材の切り方や、
フライパンの動かし方などをセンサーで解析し、
それを機械で再現しているのです。
あるいは、香料や添加物の性能の進化もあります。
例えば、有名な話ですが、
アメリカのマクドナルドのフライドポテトは
昔、牛脂で揚げていました。
ですが、健康志向が高まり、
牛脂ではなく、ショートニングで
揚げるようになりました。
さらには、ショートニングに含まれる
トランス脂肪酸が体に悪いという情報が広まり、
今ではキャノーラ油で揚げるようになっています。
では、牛脂で揚げていた頃の、
香ばしさはなくなってしまったのでしょうか?
答えはノー。
香料や添加物を加えることで、
擬似的に香ばしい匂いや味をつけているのです。
こうすることで、原価をおさえて、
美味しい味を出しているのです。
おそらく、コンビニエンスストアのお弁当なども
マクドナルドのポテトと同様のことが
行われているはずです。
それで、ここからが重要です。
コンビニエンスストアの
昔のお弁当はかなり不味かったですが、
今はとても美味しい。
ここに起業のヒントがあります。
ビジネスでは、最初から完璧な商品を
世の中に出す必要はないですし、
出すことも出来ないです。
売れてから、その利益を
商品の改善のために再投資すれば、
だんだんと良い商品になっていきます。
まあ、当然と言えば当然ですよね。
ですが、いつまで経っても起業出来ない人ほど、
完璧な商品を売りだそうとします。
そんなことよりも、まず売ることの方が大事。
売って、利益さえ出れば、
後からいくらでも商品の改善はできるのです。
ですから、起業の最初のステップは、
とにかく売れ! ということですね。
コメント
主人がコンビニオーナーをやりたいといい、私も勉強のためコンビニでパートをしています。
フランチャイズのコンビニ経営でも、お金の心理学を学ぶ事で売り上げを伸ばすことが可能ですか?