こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
何らかの分野で結果を出したいなら、
専門家に相談をするのは重要です。
ただし、これには前提があります。
それは、あなたの利害関係者の助言は、
話半分に聞いた方がいいということです。
たとえば、あなたが生命保険に加入するかどうかを
保険会社の人に相談したとします。
すると、相談員の方が
「保険には入った方がいいですよ!」と、
しきりに加入を勧めてくることがあるでしょう。
ですが、あなたもわかると思いますが、
こうした言葉を真に受けてはいけません。
なぜなら、保険会社はあなたに保険を売ることで
利益を得ようとしているからです。
専門家として助言する部分もあるでしょうが、
保険会社側のメリットのために
勧誘している側面が必ずあります。
そのため、もし相談するなら
保険会社とは無関係な第三者の専門家が良いでしょう。
また別の例で言えば、あなたが転職するかどうかを
自分の会社の上司に相談するのも得策とは言えません。
上司からすると、社員が辞めると面倒が増えるため
たいていは「君はこの会社にいた方がいい」と
引き止めてくるからです。
つまり、あなたの人生のためではなく、
会社側の損失をなくすために
引き止めてくるのだと言えます。
こうした例からもわかる通り、
利害関係のある相手からは、客観的な意見が聞けません。
そのため、人生を変えたいなら、
あなたの行動で損も得もしない立場の
専門家を選んだ方がいいですね。
これは、セミナーや講座で学ぶときも
同様のことが言えます。
無料セミナーで
「あなたはセンスがある!」と講師に褒められても、
その言葉を鵜呑みにしてはいけません。
なぜなら、ほぼすべての無料セミナーは
別の商品の宣伝のために開催するものなので、
セールストークでお世辞を言われる可能性が高いからです。
逆に有料の講座は、すでに商品を買った後なので、
お世辞抜きでの本音が聞きやすい環境だと言えます。
専門家の本音が聞きたいなら、
ある程度の投資をしてでも、
利害関係のない環境で相談する必要がありますね。
情報弱者はこうした前提に気付かずに
利害関係者からの助言をバカ正直に信用します。
だからこそ、いつまでも結果が出ずに
時間をムダにしてしまうのです。