こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
たまに、私のビジネスを見て
「相馬さんみたいなコンテンツビジネスがしたい」
という人がいます。
ここで言うコンテンツビジネスとは、
講座、動画、メルマガ、ブログ、出版など
何かのコンテンツ(内容)届けるビジネスのことです。
たしかに、強みの活かせる人であれば、
コンテンツビジネスをしてもいいでしょう。
ただ、言い換え得ると強みが活かせない人には、
全くおすすめできないとも私は考えています。
たとえば、読書が苦手な人は、
基本的にコンテンツビジネスをしないほうがいい。
なぜなら、狂気じみた量のインプットがないと、
ビジネスが継続できないからです。
想像してみてほしいのですが、
あなたは毎日のようにメールマガジン、ブログ
動画、セミナーなどで“新しい話”ができますか?
ほとんどの人にとって
これはハードルが高いはずです。
というのも、文部科学省のデータによると、
世の中の47%の人は月に1冊も本を読みません。
また、月に7冊程度の本を読む人は、
4%以下しかいないようです。
ただ、継続的に新しいコンテンツを作り続けるには、
こんな読書量では全く足りません。
国内外問わず、コンテンツビジネスをしている人は、
ほとんどが読書家で、膨大なインプットをしています。
私の感覚で言えば、月に数十冊は読んでいるイメージです。
また、本だけではなく、論文、専門誌、
ネットの記事、ドキュメンタリー、映画、漫画などにも
目を通している人も多いでしょう。
私も少なくとも年間100万円分以上は
本に投資しており、
これを怠ったらすぐにネタ切れします。
それこそ私が出版する本は、多くの文献や論文から
数十箇所以上のデータを引用しました。
また、私の会社の事例やデータも数多く載せています。
つまり、たった1冊の本を書くために、
何百倍ものインプットをしているのです。
しかし、インプットの少ない人はこれができません。
読書が苦手な人がコンテンツを作ると、
まるで同じ茶葉を使いまわして、
紅茶を淹れるような状態になります。
新しい茶葉(情報)を入れずに、
何度もアウトプットするということです。
すると、1杯目は普通に飲めるのですが、
2杯目、3杯目になると味が薄くなってきて、
どんどん品質が劣化していく。
クソ不味い紅茶みたいなもので、
まともな商品にはなりません(苦笑)。
そのため、読書などのインプットが苦手な場合は、
間違ってもコンテンツビジネスをしないでください。
「なんとなく稼げそうだ」
みたいなイメージではじめたとしても、
数年も続けられないでしょう。