こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
ブログ、動画、セミナー、教材、書籍などの
何かのコンテンツ(内容)をあなたが広めたい場合に、
気をつけてほしいことがあります。
それは「大カテゴリーでは広まりにくいので、
中カテゴリーか小カテゴリーを狙う時代になった」
という前提です。
ここで言う大カテゴリーとは、
「ビジネス」とか「人間関係」とか「投資」のような
大きなジャンル分けを指します。
一方、中カテゴリーとは、
「『人間関係』の中の『恋愛』について」といった
より細かいジャンル分けです。
そして小カテゴリーとは「『人間関係』の中の
『恋愛』の中の『会話』について」
などのさらに細かい分類だと言えます。
それで、昔は大カテゴリーの新しいコンテンツが、
大ヒットしていました。
つまり、「人間関係の本」とか
「ビジネスの教材」「投資のセミナー」といった
幅広い内容の商品が売れていたのです。
しかし、昨今はこういった
大カテゴリーのコンテンツがなかなか売れません。
なぜなら、過去のコンテンツとかぶる内容は、
お客さんが必要としていないからです。
意味、わかりますか?
たとえば、書店には『人を動かす』『7つの習慣』など
数十年以上前の本が今でも置いています。
古典が大カテゴリーを埋めているので、
そういったコンテンツには需要がありません。
また、ここ十数年で中カテゴリーの本も
大量に世に出ました。
結果、最近は小カテゴリーを狙った本しか
売れにくくなってきています。
一例をあげると、近年ヒットした本は、
「◯◯で悩む△△な人のための~」
といったタイトルがよくあります。
こうしたタイトルは、
かなり狭いカテゴリーを狙っていますよね?
こうした傾向は本に限らず、
ブログ、動画、セミナー、教材なども同様です。
時代が進めば進むほど、
小カテゴリーしか売れなくなっていくでしょう。
なぜなら、食べ物とはちがって
コンテンツは賞味期限が長いからです。
過去の人気コンテンツは市場に残り続けるため、
大カテゴリーは埋まっていきます。
そのため、もしあなたがコンテンツを世に出すなら、
できれば小カテゴリー、せめて中カテゴリーの
内容にするのがおすすめです。
大カテゴリーを狙いたい気持ちはわかりますが、
特別な戦略がない限り売れません。
ちなみに……。
実は、小カテゴリーを狙う以外にも、
これからの時代に通用するコンテンツの広め方があります。
それは「全く新しいカテゴリーを作る」という方法です。
ただ、これは非常にレベルの高い方法で、
解説だけで何時間もかかってしまいます。
メールで読んだだけでは実践できないので、
講座の中だけでお話ししていません。