こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
あなたが新商品を売るのであれば、
ぜひリサーチしてほしいことがあります。
それは、「そのジャンルの本は売れているか?」
「売れているとしたらどんな本が人気か?」
ということです。
というのも、日本では
一か月ごとに6000種類以上もの新刊が出版され、
77万種類以上の本が出回っていると言われています。
これだけ膨大な本が流通しているわけなので、
世間のニーズのある内容は、
ほぼ間違いなく書籍化しているはずです。
そして、無料で閲覧できるネット記事とはちがって、
本は読むためにお金がかかります。
すなわちベストセラーは、
「その分野にお金を出す人が多かった」
という1種の証明です。
言い換えると、関連書籍が少なかったり、
ベストセラーがなかったりする分野は、
「お金を出す人がいない」と言えます。
このように本の売れ行きは、
世間のニーズを探る目安の1つになります。
とくに、直近1~2年の本の売れ行きは、
世間の興味・関心を色濃く反映しています。
新商品に携わる人は、ぜひリサーチしてみてください。
もし、あなたの携わる分野の本が売れていないなら、
商品開発をやり直すか、
マーケティングを修正したほうがいいですね。
ただし、この方法だけでは
リサーチとして足りない場合もあります。
それは、あなたが世の中に革命を起こすような
全く新しい商品を売り出すときです。
なぜなら、今までにない革命的な商品なのであれば、
関連書籍が存在するわけがないからです。
そういった革命的な商品の場合は、
より本質的なマーケティングが必要になりますね。
(その方法は、私が講座の中で教えている内容なので、
ここでは説明しません。)