こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
人生が変わらない人にありがちな口癖があります。
それは「まとまった時間ができたら◯◯したい」
という口癖です。
・「まとまった時間ができたら読書がしたい」
・「まとまった時間ができたら株式投資がしたい」
・「まとまった時間ができたら健康を学びたい」
などと、なにかにつけて言うのです。
ただ、多くの人を見ていて思うのですが、
この口癖があると、いつまでも人生は変わりません。
なぜなら、現代社会で生活している人に
「まとまった時間」なんて滅多にできないからです。
もし、あなたのビジネスが軌道に乗っていな場合は
業務を回すだけで手がいっぱいでしょう。
また、ある程度ビジネスが落ち着いても、
人間関係や税金、病気など色々な問題が起きるので
「まとまった時間」はつくりにくいものです。
もちろん、ビジネスを誰かに委任して、
人間関係も健康も万全なら
「まとまった時間」ができる場合もあります。
ですが、最初から万全な状態を望むのは、
ある意味で論理の破綻した考え方です。
なぜなら「まとまった時間」ができるまで行動しないと
そもそも「まとまった時間」ができないからです。
意味、わかりますか?
たとえば、人生を変えるために
知識がほしいという場合を考えてみてください。
1.人生を変えるために、知識がほしい
2.知識を得るために「まとまった時間」がほしい
3.「まとまった時間」を得るためには
人生を変えなければいけない
4.上の1番に戻る
このように解決不可能なループになっています。
そのため、この考え方をしている限り、
どうあがいても人生は変わらないのです。
ではどうしたらいいかのか?
それは、まとまった時間がなくても、
スキマ時間をつかって行動をはじめることです。
たとえば、役所で待ち時間ができたという場合を
想像してみてください。
そういった待ち時間に、人生が変えられない人は
スマホでSNSをチェックしたり、アプリをいじったり、
くだらない芸能記事を読んだりしてしまいます。
一方、人生が変えられる人は、そのスキマ時間で、
ビジネスや投資、健康などの情報収集をするのです。
この1回の行動はたった10分にも満たないでしょう。
ですが、このスキマ時間の努力が1週間、1か月、1年と
積み重なっていくと、膨大な知識差になっていきます。
海外のビジネスモデルなどを学んだり、
時流を読んで投資やマーケティングの判断したりすれば
ビジネスを飛躍させられます。
あるいは、健康、料理、家事、育児などを学んで、
プライベートを豊かにすることもできます。
このようにスキマ時間を有効活用してこそ、
コツコツと人生を変えられるのです。
逆にスキマ時間を使えないと、
同じ不満を何か月も抱える生活になりがちです。
あなたも、まとまった時間が欲しいと感じたときこそ
「スキマ時間にできることはないか?」
と自問してみてください。