こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
先日、キードライバーについてお伝えしました。
確認しておくと、キードライバーとは
「目標達成に大きな影響力のある要素」です。
そして、キードライバーを見極めるのが、
結果を出すために重要だと説明しましたね。
それに関係した話なのですが、結果が出ない人って、
キードライバーをまるで意識していません。
よくいるのは、百科事典のような
網羅的な情報ばかりを追い求めている人です。
たとえば、自分のブログやホームページを
検索エンジンで上位表示したいとします。
その場合に、「SEO大百科」みたいな
分厚い教材を読む人がよくいるのです。
もちろん、そういう教材にざっと目を通して
全体像を掴むくらいならいいでしょう。
ですが、断言しますが、
そういう教材だけでは、絶対に結果は出ません。
なぜなら、SEOに関係する要素は、
Googleが発表しているだけでも、
200項目以上あるからです。
したがって、キードライバーを知らないと、
200項目を1つ1つ、片っ端から試しかない。
しかし、200項目すべてを
完璧に実践するのは、現実的に不可能。
そのため、ほぼ間違いなく
結果が出せずに途中で挫折していくのです。
だからこそ、繰り返しになりますが、
キードライバーの見極めが重要です。
私が「ビジネス心理学」という
オウンドメディア(ブログ)を立ち上げたときも、
キードライバーを徹底的に調べました。
SEOの200項目の中から
キードライバーを見つけ出したからこそ、
月間100万PVにも達するメディアとなったのです。
これは、SEOに限らず、あらゆるビジネスに
共通している原則だと言えます。
にもかかわらず、世の中にはキードライバーではなく
百科事典のような網羅的な情報を
求めてしまう情報弱者が本当に多い。
また、その情報弱者に媚びるために、
そういう教材を売る講師も相変わらずよくいます。
ひどい場合には、講師でありながら本気で
キードライバーをわかっていない人もいる(苦笑)。
そういった百科事典を売る講師から学んでいる限り、
結果が出ることはないでしょうね。
私の講座では、簡単に全体像を伝えたら、
あとはキードライバーに絞って解説するようにしています。
たしかに、百科事典のように見せた方が、
情報弱者にも売れやすいのですが、
私は自分の売上を下げてでも、本質を伝えたいからです。