こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
「ビジネスをはじめる」と聞くと、
大企業の社長になる、というイメージを抱く人が
世の中には一定数いるようです。
もしかすると、あなたもそうかも知れません。
それこそ、高層ビルを立てて、社員を数千人集め、
一部上場企業の社長になるといったイメージです。
現実には、起業家と言っても、
少人数でビジネスをする人の方が多数派であるものの、
そういったイメージは持っていないのです。
それで、色々な方を見てきて気付いたのですが
「起業=大企業の社長になる」というイメージを
持つ人は、ビジネスでほとんど結果を出せません。
なぜなら、「自分は大企業をつくるのは無理だ」
という感覚のせいで、行動が止まるからです。
意味、わかりますか?
人間は、「自分にもできそう」という
「臨場感」があるときだけ、
コツコツと行動を続けやすくなります。
そして、誰しもいきなり
大企業をつくることは不可能ですよね。
すると、「起業=大企業の社長になる」
と思いこんでいる人は、無意識に頭の中で
次のような論理を組み立ててしまいます。
「起業=大企業の社長になる=不可能」
このように感じて、挫折してしまうのです。
言い換えると、「自分にもできそう」
という「臨場感」さえあれば、
かなり行動力は高まります。
変なモチベーションアップのテクニックなどを
使わなくても、コツコツ継続ができるのです。
ただし、この「臨場感」は
簡単に手に入るものではありません。
たとえば、成功した自分を想像したり、
本や動画を見たりしても「臨場感」は上がりません。
エセ科学を広めている講師などが
「成功をイメージすれば臨場感が上がる」
などと吹聴していますが、真っ赤な嘘です。
では、どうすればいいのか?
それは、環境を変えることです。
たとえば、自分の身の回りの環境にいる人が
会社員ばかりだとします。
すると、周りを見回しても、誰も起業していないので
どうしても「臨場感」がわきにくい。
とくに、頭の中に「起業=大企業の社長になる」
という誤ったイメージがある人は、
起業が夢物語のように感じられるはずです。
しかし、自分の身の回りに、
起業している人が何人もいたとしたらどうでしょう?
普通に一緒に食事をしている人が、
ビジネスを実践しているなら、
「自分にもできそう」と「臨場感」が少しはわきますよね。
実際、私は親族に起業家や個人事業主がいたので、
学生時代から起業に「臨場感」は強く持っていました。
このように「臨場感」が生まれる環境に
身を置くことは本当に重要です。
あなたも自分が結果を出したい分野について
「臨場感」の生まれやすい環境に入ってみてください。
環境変えずに動画や本で学んでいても、
頭でっかちになるばかりで、行動はできません。
ちなみに、私がおこなっている「お金の心理学」では
何年もビジネスをしている人と、初心者の方が
一緒に交流しやすい環境をつくっています。
ビジネスへの「臨場感」が
自然と感じられるように工夫しているのです。
実際、参加者の中に、次のように言っている方がいました。
「私はビジネスと聞くと、孫正義さんとか ホリエモンさんとかのイメージでした。 彼らのようなビジネスはできるわけがないので、 副業だけしよう、と思って参加したんです。 ただ、別の参加者が少人数でビジネスをして 成功しているのを見て、思いました。 『あ、これならできそう』って。 それで行動するようになり、今では月に 数百万円も広告を回すようになっています」
そう、これなんですよね。
参加者に良い環境を用意できていることには、
本当に誇りをもっています。