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アドバイスの意図は?

自己啓発

2020年3月12日

相馬一進


こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。

 

成功者からのアドバイスを
上手く活かせない人がいます。

 

アレンジを加える人は論外なので置いておくとしても、
「素直に実践しているつもりなのに、
結果が出せない」という人もいるのです。

 

 

そういった人に多い傾向は、
「成功者の意図を理解していない」ということです。

 

たとえば、コピーライティングについて
アドバイスをもらったとします。

 

そのときに、成功しているコピーライターが、
「まずは5パターンのコピーを書いてみると良いです」
と言っていたとします。

 

結果が出にくい人は、そういった場合に
「はあ……。では、5パターン書いてみます」
と判然としない表情で言うのです。

 

そして、家に帰って、意味もわからずに
5パターンのコピーを書いてみるわけですね。

 

もちろん、何もしないよりはずっといいですし、
何度もフィードバックをもらえれば、
結果が出ることはあるでしょう。

 

ただ、この方法では遠回りです。

 

こういった方のもったいない点は
アドバイスの意図を確認していないこと。

この事例で言えば、コピーライターの方に
「なぜ5パターン書く必要があるんですか?」
と聞いてみた方がいいのです。

 

その回答によって、取り組み方は大きく異なります。

 

たとえば、コピーライターの方が
「5種類のお客さんを想定してみた方がいいからです」
と言うケースがあるでしょう。

 

あるいは、「1人の見込み客の方に5つのパターンを
見せて、反応を調べるためです」
と言われる可能性もあり得ます。

 

他にも、「まずは5回くらい書いた方が、
コピーを書く作業に慣れるからです」といった、
メンタル面を考慮した回答かも知れません。

 

このように、アドバイスの裏側には
必ず意図が隠されています。

そして、意図によって重視している点は変わるのです。

 

たとえば、前述の例で言えば、
「5種類のお客さんに見せる場合」は、
方向性の違うコピーを、5つ書く必要があります。

 

一方、書き慣れるために5回書く場合なら、
方向性は似ていてもいいので、
速度重視でどんどん書いた方がいいでしょう。

 

こうした意図を確認しないのは、言わば目的地を
確認せずに、自動車を走らせるようなもの。

 

ムダに迷走する原因になるので、
可能な限り意図を確認するようにしてください。

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相馬一進【集客に特化した起業支援コンサルタント】 大学卒業後、松坂屋に入社する。その後、退社して起業するが、11業種で失敗。「起業成功のカギは集客にある」と悟り、企業の集客支援を始める。ダライ・ラマ14世や、スティーブン・R.コヴィー博士、リチャード・ブランソン、有森裕子などの講演会の集客を次々と成功させ、1億円超の売上を達成。現在は、起業や集客支援のセミナーを不定期で開催しており、クライアントは200業種以上。世界で上位2%のIQ所有者のみが入会できるMENSAの会員。

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