こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
ビジネスを続けていきたい人に
絶対に知っておいてほしいことがあります。
それは、「ピンチのときにカッコつけると死ぬ」
ということです。
人生の中では、予期せぬ災害や、急な法改正、
恐ろしい不況などが、何度か起きますよね。
そういったピンチが起きたときには、
絶対にカッコつけてはいけません。
ただちにブレーキを踏んで、
身を守る体制をつくってください。
たとえば、ケチだと言われてもいいので
固定費や変動費は1円でも削ることです。
どうでもいい装飾品や交際費を
カットするのは当たり前。
場合によっては、外注さんの契約を解除したり、
自分の収入を下げたりする必要もあるかもしれません。
事務所の引っ越しをして、
レベルを下げた方がいい場合もあるでしょう。
頭を下げて、支払いを遅らせてもらったり、
家賃の交渉をしたりするのもいいでしょう。
こういったことは私が過去に実際にやったことです。
同時に、高確率でリターンが期待できる投資は
渋らずにどんどん続けます。
もしかすると、そのあこぎな様子を
同業他社から笑われるかもしれません。
それでも、どうか合理的に判断をしてください。
ピンチのときには、
カッコつけた会社から潰れていきます。
これは、起業家としての肌感覚でも断言できますし、
エビデンスの上でも間違いありません。
2018年のコロンビアビジネススクールの
調査によると、協調性の高い人ほど、
経済的に困窮することが示唆されています。
なぜなら、協調性の高い人は、周りの目を気にしたり、
同調圧力に負けたり、見栄を張りがちだからです。
その結果、クレジットカードの滞納が多く、
破産する人の人数が50%も高いとわかっています。
この事実からも、わかりますよね?
カッコつけると、死ぬ。
これが紛れもない真実です。
しかし、世の中にこういった話をしている講師や
コンサルタントは、あまり多くありません。
どうしてかと言うと、多くの講師自身が
カッコつけの見栄っ張りだからです。
そういった人から指導を受けていると、
ピンチのときにゲームオーバーになります。
仲良く一緒に、転落していくハメになるでしょう。