こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
前回、セールスコピーライティングの
重要性についてお伝えしました。
それで、セールスコピーの話をすると
次のようなことを言う人がいます。
「自分は煽って商品を売りたくないから、
セールスコピーライティングは学びたくない」
こういった方は、根本的に
セールスコピーライティングを誤解しています。
なぜなら、適切なセールスコピーライティングに
煽って売る要素はないからです。
むしろ、まともにセールスコピーライティングを
学んでいない人の方が、
煽って誇大広告をする販売者になるのです。
たとえば、あなたがカウンセリングの
サービスを販売するとします。
そのときに、セールスコピーライティングを
学んでいなかったら、どうなるのか?
まず、最初は自分なりに穏やかな言葉を
ブログやホームページに書いて、
カウンセリングを提供しようとするでしょう。
「60分5000円のカウンセリングです。
親身に相談に乗ります。
お申し込みはこちらです」
などと。
しかし、こんな文面では、ろくに売れません。
せっかくカウンセリング技術を
身に着けたのに、月数万円すらも稼げない。
そうなった場合、ビジネスを
あきらめてしまう人もいます。
ただ、あきらめずに努力する人もいる。
そういう努力家が、やってしまうことがあります。
それこそが、
「強い言葉で煽って売ろうとする」という行為です。
穏やかな文章で売れなかったからと、
やたらと強い単語を使いじめるのです。
「警告!」「究極」「神」「魔法の~」「完ぺき」
などと、ムダに大げさな表現をします。
あるいは、誇大広告が激しくなっていき、
「必ず治る」「一瞬で治療」「効果は100%」「NO.1」
などと法律上アウトな表現をしてしまうのです。
すると、たしかに一時的には売れるでしょう。
ただし、その後が悲惨です。
「書いていたほど効果がなかった! 詐欺だ!」
と、お客さんからクレームが相次ぐようになります。
消費生活センターから連絡が来て、
訴訟を起こされるケースもあるでしょう。
また、「誇大広告してしまった」という自覚が
販売者自身にある場合、
罪悪感で無気力になっていきます。
毎日布団から起きるのもつらくなり、
売上も右肩下がりに下落していく。
結果、人を支援したかったはずの販売者が、
人を傷つけ、自分も病んでしまい、
低収入の生活に落ちぶれるのです。
こういった人は、本当に多くいます。
この問題の原因が、
何だったのか、わかりますよね?
それが、適切なセールスコピーライティングを
学んでいなかったことです。
誠実で法令遵守した言葉遣いで、
的確にお客さんの購買意欲を高める
ライティングの本質を分かっていない。
そのせいで、前述の例のような
問題が起きていきます。
私自身、駆け出しの頃は、
セールスコピーライティングの知識不足で、
ややオーバーな文章を使ってしまっていました。
訴訟問題などは起きませんでしたが、
商品を売ることに罪悪感を覚えて、
ビジネスのやる気もなくなっていったものでした。
あなたには、そうなって欲しくはない。
だからこそ、本質的なセールスコピーライティングを
習得して欲しいと強く思います。
セールスコピーライティングのスキルがあれば、
自分が売りたい商品を、堂々と販売し、
お客さんにも感謝されるようになるのです。
本当に重要なスキルですので、ぜひ学んでください。
ちなみに、今回の内容を読めばわかると思いますが、
私がセールスコピーライティングと呼んでいるのは、
「文章で商品を売るための、本質的なスキル」です。
二流以下のセミナー講師が教えているような
変なキャッチコピーを作る小手先テクニックは、
全く推奨していません。
そのあたりは、混同しないようにしてください。