こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
コピーライティングというのは、
自分のお客さんの悩みや不安を
どれくらいよく知っているかが非常に重要です。
というのも、先日、こんなことがありました。
私のコンサルティングのクライアントの1人が、
個人事業主のコピーライターに
仕事を依頼したと言っていたのです。
その単価はたしか70万円くらいだったので、
「結構いい値段だな」と私は感じました。
約1か月後、そのコピーライターから
仕事が上がってきたのです。
そこで、その文章を私も見せてもらったのですが、
はっきり言って本当にひどいできでした……。
文章そのものはヘタではないのですが、
お客さんのことを大してリサーチせずに
文章を書いたとしか思えないものだったのです。
そこで私は、クライアントに対してこう言いました。
「70万円はドブに捨てたと割り切って損切りし、
さっさと次に行きましょう。
コピーライティングはあなたが書いてください」と。
なぜなら、私のクライアントは
自分のお客さんの悩みや不安をよく知っているからです。
ですので、文章に悩みや不安を盛り込む形で
コピーを書いてもらうことにしたのです。
1か月ほど経って、私のクライアントから
「ついにコピーが完成しました!」
という報告が来ました。
私がその文章を見てみると、それはかなり良いものでした。
最初の、個人事業主のコピーライターが書いた文章は、
100点満点中20点くらいのできでしたが(笑)、
私のクライアントが書いた文章は
100点満点中80点くらいのできで、
実際に使えるレベルのものだったのです。
わかりますか?
結局、コピーライティングというものは
お客さんをどれくらい理解しているかが重要なのです。
70万円のお金をかけなくても、
お客さんのことを理解している人であれば
良い文章は書けるのです。
逆に、お客さんの悩みや不安を知らないコピーライターは
いくら文章力があったとしても
実際には使い物にならない文章しか書けないのです。
お客さんのことを理解するということは
ビジネスの基本なんですよね。