こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
以前、「正しいセミナーの選び方」ということを書きました。
それで、今回は「良い本の選び方」についてです。
私が年間300冊くらいの本を読んでいることを人前で話すと、
よく、こんなことを聞かれます。
「相馬さんは、どうやって良い本を見つけているのですか?」
その1つの答えとして、「著者指名買い」ということを
以前、書きましたよね。
著者指名買いとは、一度本を読んで、
「この著者の本は当たりだ!」
という著者の名前をおぼえておいて、
その著者の新刊が出たら、それを迷わず買うのです。
例えば、マーケティング関係であれば、
ジェイ・エイブラハムやダン・ケネディ、
起業関係であれば、マイケル・ガーバーや
マイケル・マスターソンなどの著者です。
ですが……
本屋やインターネットで見つけた本の著者が、
自分の知らない著者だったとしたら、
残念ながら、この「著者指名買い」はできません。
そんなとき、それが良い本かどうかを見極めるには、
「著者のプロフィールを穴があくほど読む」
ことです。
色々とポイントはあるのですが、
しっかりと実績があり、かつ、
その実績についての分野の本なのか? に注意します。
なお、実績は肩書とは違います。
株式会社◯◯代表とかは、どうでもいい。
何社を経営とかも、どうでもいい。
肩書は、お金で買えるものも多いですから。
とにかく、その人がどんな結果を出してきたのか?
そこにフォーカスしましょうね。
結果を出していないのであれば、
外れの本の場合も往々にしてありますので、要注意です。
そして、実績があり、かつ、
その実績についての分野の本なのか、
ということがポイントです。
例えば、すごい結果を出された営業マンの方が書いた
「営業の本」なら?
これは読む価値あり! ですね。
例えば、すごい結果を出された営業マンの方が書いた
「お金の本」なら?
これは、少し微妙です。
強みと少し離れてしまっているからです。
例えば、すごい結果を出された営業マンの方が書いた
「経営の本」なら?
これは、読む価値がありません。
そんな経営書を読むくらいなら、
すごい結果を出された「経営者」の方が書いた本を
読んだ方が、投資対効果が高くなります。
とにかく、著者のプロフィールを読んで、
しっかりと実績があり、かつ、
その実績についての分野の本なのか? に注意しましょう。
コメント
全てが深い奥があり、嘘か真実か、理由が存在する。自分の目で確かめる。作為は存在する。孤独をこよなく愛する。ありがとうございました。