こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
実は私は、漫画や小説が苦手です。
その理由は、要点が間延びするから、です。
一方で、ビジネス書は逆で、
要点がコンパクトにまとめられているから好きです。
漫画や小説と、ビジネス書というのは、
発散と収束という関係性です。
例えば、リーダーシップの大事さについて
ビジネス書にまとめるとしたら、
せいぜい数ページあれば書けますよね?
このように、ビジネス書は収束された情報であり、
要約されているのです。
しかし、リーダーシップの大事さについて
漫画とか小説で伝える場合、そう簡単には行きません。
ストーリーとして、何十ページにもわたって
(漫画の場合、下手をすると何巻にもわたって)
延々と書かないと伝えられないのです。
色々な登場人物の感情の機微を書いたり
情景を細かく描写して、たった1つの概念を
どんどん発散させていくのが漫画や小説です。
ですので、私が漫画や小説が好きではないのは
「発散された冗長な情報を読む」という
非効率さが好きではないのですね。
私の場合、要約されているビジネス書は
どんどん読むことができるのですが、
最低何十ページも読まないと
本質を理解できない小説や漫画は
「もっと手短に書いてくれ!」
という気分になってしまうのです。
その根本にあるのは、
効率よく情報を入手したい、という
私の価値観があるのでしょうね。