こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
世の中には、頻繁に
「体調不良だから、休みたい」
と言う人がいます。
もちろん、慢性的な持病がある方は、
仕方のないことでしょう。
ですが、若くて病気や障害もないのに、
何かにつけて、病欠する人もいますよね。
そういった方を観察してみると、
あえて自分の身体を壊している
かのような生活をしています。
睡眠時間を削ったり、食事を抜いたりと、
不健康で不規則な生活を続けているのです。
そういった方は、ある生きづらい価値観に
とらわれている場合があります。
それは「自分が休んでいいのは、
病気になったときだけだ」
という思い込みです。
この価値観のせいで、わざと
体調を崩す癖ができているわけです。
つまり、次の思考プロセスになっています。
(1)生活が苦しいから休みたい
↓
(2)休むためには、病気にならなければ
↓
(3)病気になるために、不健康な生活をしなければ
↓
(4)風邪を引いて実際に休む
↓
(5)一時的にほっとするが、元の生活に戻ると苦しい
↓
(6)1番に戻る
無自覚かも知れませんが、上記の思考によって、
「不健康な生活」と「体調不良による病欠」を
繰り返しているのです。
こういった方に伝えしたいことは、2つあります。
1つ目は、
「あなたは健康なときにも休んでいい」
ということ。
人間の心と身体は、自分自身ものです。
ですから、元気な日でも、
休みたければ休んでいい。
「病気だから」と
言い訳をする必要はありません。
身体を痛めつけるのをやめて、
堂々と休息を取り、
自分自身を大切にしてあげてください 。
2つ目は、根本的な問題解決に
取り組んで欲しいということです。
休むのはいいのですが、
人生には、休んだところで
解決しない問題も多くあります。
たとえば、仕事を休みたくなる理由が
自分に合わない職場で
働いていることだったとします。
その場合は、転職や独立に向けて
行動を起こす必要があります。
布団に入って寝ていても、
職場は何も変わりません。
そのため、心身を回復させたら、
具体的な問題解決に
取り組んで欲しいのです。
その問題を放置している限り、
つらい我慢と、つかの間の休息を
繰り返す生活が続いてしまいます。
あなたは自分らしく生きる権利を持った人間です。
堂々と休みつつ、自分に合った生活が
できるように、人生を変えていってください。