こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
私が色々なビジネスパーソンを見ていると、
お客さんに貢献したり提供したりすることに
狂気じみた情熱を持っている人がいます。
そういう人は、身を粉にしてお客さんに仕えたり、
サポートをしたりするのです。
たしかに、お客さんに貢献や提供をすることは
使命感や充実感を感じられますから、
とてもすばらしいことですよね。
ただし、度を越す貢献や提供は毒になります。
なぜなら、自己犠牲などが伴うからです。
度を越す貢献や提供をしている人には
私がここでパッと思いつく限り、
大きく分けて3つのパターンがあります。
1つ目は、自分に対する無価値感から
度を越す貢献や提供をしている人です。
つまり、自分自身には価値がないと思っていて、
誰かに貢献や提供をすると感謝や尊敬をしてもらえる。
その感謝や尊敬で、自分の心の底にあいた穴を
埋めようとしているパターンです。
2つ目は、ぶっ倒れるくらいまで貢献や提供をすることで、
自分をいじめているパターン。
貢献や提供をすること自体は
世の中の人からするとよく見えるので、
それを自分を虐待する手段に使うのです。
これは、自己肯定感が低い人にありがちです。
3つ目は、「自分には学歴や実績がない」などの
劣等感から度を越す貢献や提供をするパターン。
そういう人は、お客さんに仕えて、
お客さんが何かしらの結果を出すことで
心のどこかでほっとするのです。
つまり、自分とお客さんが同化してしまっていて、
お客さんが結果を出すと自分の劣等感を埋められるからです。
さて、度を超す貢献や提供をしている人を見ると、
「あの人、すごいなぁ。絶対にマネできないなぁ」
と思ってしまうかもしれませんが、
間違ってもマネしないでください。
マネしようものなら、あなたのメンタルがやられますよ。
コメント
こんにちは。おじゃまします。
他人への貢献度のやりすぎ・・・
心理学的な分析で、
感謝や尊敬で、自分の心の底にあいた穴を
埋めようとするから。
それは自己肯定感が低い人。
自分とお客さんが同化して相手が結果を出すことで
自分の劣等感を埋められる。
という観念にとらわれて、自分を見失う
結果になるという事なのですね。
気を付けたい所ですね。
新井が問うございました。