こんにちは。
相馬一進（そうまかずゆき）です。
世間では、男女の関係修復が、
無条件に素晴らしいことだと
されている傾向にあります。
たとえば、不仲だった夫婦の和解や
別れかけた恋人の仲直りが、
過剰に褒めたたえられる風潮があるのです。
そのため、誰かが仲直りしたと聞くなり、
詳しく事情も聞かずに「良かったね」と、
称賛してしまう人も多くいます。
たしかに、パートナーとの関係修復で、
幸福に近づける場合もありますが、
私は多くの例外があると考えています。
たとえば、DVをしてくる男性と
関係を修復したがる女性。
殴る、蹴る、首を締めるといった
行為をする暴漢とよりを戻そうとする人です。
あるいは、暴言を吐くなどの
言葉のDVをする男と離れられない人もいます。
また、金銭や肉体ばかりをせびる
どうしようもない野郎と
一緒にい続けようとする方もいる。
このようなクズと
関係修復しようとする試みは、
前提からして間違っています。
修復などできませんし、
さっさと離れた方がいいのです。
なぜなら、パートナーとは
対等な関係を築けない限り、
いずれ破滅してしまうからです。
どちらか一方が無償で何かを差し出し、
もう片方が寄生虫のように搾取をする関係では、
次第にパワーバランスが崩れていきます。
搾取されている側のストレスが蓄積し続け
いずれはどこかで爆発。
関係が終わってしまうのです。
言わば、クズと付き合うのは、
必ず爆発する時限爆弾を
抱えて生活するようなもの。
爆弾を解除して、
穏やかに暮らす唯一の方法は、
対等な関係を作ることなのです。
にもかかわらず、クズ男は
こうした前提を理解していません。
そもそも対等な関係を作り気がなく、
パートナーを奴隷同然に扱おうとするのです。
そんなクズが相手だと、仲直りという行為は、
単に時限爆弾のカウントダウンを
先送りにするだけの作業になっていまします。
ですから、クズ野郎との関係について
「どうやったら仲直りできるか？」
など、考える必要は全くありません。
考える必要があるのは
「どうやったら、コイツから離れられるのか？」
ということです。
