こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
ちまたのコピーライターを見て私が感じることは、
明示コピーと暗示コピーの使い分けを
できる人が本当に少ないということです。
明示コピーとは、読んで字のごとし、
商品を使って得られる結果を
具体的に「明示」する文章のこと。
たとえば、以下のようなコピーですね。
・1か月間で5kg痩せ、体脂肪も5%落ちました
・TOEICの点数が2か月で100点アップしました
・1年でビジネスからの月収が100万円になりました
それで、この明示コピーですが
初心者コピーライターでも書けてしまいます。
なぜなら、お客さんが実際に得ている結果を
そのまま書けばいいだけだからです。
そして、この明示コピーしか書けないコピーライターは
今後厳しくなっていくでしょう。
なぜなら、明示コピーを使ったランディングページなどは
リスティング広告の審査に落ちるからです。
事実、グーグルもヤフーもフェイスブックも、
明示コピーは広告審査に通らなくなってきています。
そこで私がおすすめしたいのは暗示コピーです。
暗示コピーとは、読んで字のごとく「暗に示す」文章で、
以下のようなものです。
・タイトなスカートがはけました
・私は日本人なのに、ネイティブだと間違えられました
・ついに念願のベンツを買えました
意味がわかりますか?
「月収100万円を稼げた」と明示しなくても、
「ベンツを買えた」と言えば
儲かっていることをお客さんはイメージしてくれます。
当たり前ですが、結果を明示する訳ではないので、
広告審査に通りやすくなります。
特に、商品名に暗示コピーを使うと良いでしょう。
特にダイレクトレスポンスマーケティングに
ドップリとつかっているコピーライターは
暗示コピーの使い方が下手な傾向にあります。
暗示コピーを上手に使えるようになると
コピーライターの初心者から卒業できますね。