こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
先日、私の講座の参加者で、
会社員をしながら副業を考えている人が
情報商材のアフィリエイトをしようとしていました。
話を聞くと、情報商材を批判するブログ記事を書いて、
それをSEOで上位表示してメールマガジンの読者を集め、
他の情報商材をアフィリエイトするという方法だそうです。
私は話の内容を聞いたときに、
終わっているビジネスモデルだな、と感じました。
なぜだと思いますか?
それは、このビジネスモデルだと疲弊して、
ビジネスをまともに継続し続けられないからです。
まず、情報弱者の感情に心から共感して、
情報弱者が反応するような批判的な文章を
書き続けることになるので、自分のメンタルが病みます。
ほとんどの人はここで記事が書けなくなって、脱落します。
次に、情報弱者とメールでやり取りをするわけですが、
これも疲弊する原因になります。
情報商材の「批判」に反応しちゃって
メールマガジンに登録するような正確の人たちなので、
もちろん自分のことも全力で批判してきますよね。
情報発信した内容に少しでもミスがあれば、
そこを批判してくるのでメールを出すたびに心が荒れます。
さらに、情報商材を販売している会社から
訴えられるリスクもありますよね。
裁判の際の弁護士費用で、
アフィリエイトの収益なんて吹っ飛びます。
また、裁判まで発展しなくとも、
「記事を消せ」という脅しの連絡や、
内容証明郵便が届くような毎日になります。
最後に、詐欺の情報商材を売っている会社が
海外のサーバ経由でDDoS攻撃をしかけくる、
というリスクがあります(違法行為ですが)。
すると、せっかく自分が築きあげてきたブログが
一瞬で消滅してしまいます。
実は、過去にも同様のことがありました。
詐欺の情報商材を売っていた会社によるDDos攻撃によって、
詐欺の情報商材を批判しいたブログが軒並み消滅しました。
これはつまり、収入源が一瞬で消滅するということです。
話をまとめると、この情報商材アフィリエイトの方法は
そもそもビジネスモデルが良くないのです。
メンタルを病む代償として、
少しばかりお小遣いを稼ぐのが精一杯だと思います。
これをビジネスと言えるのか、はなはだ疑問ですね。