こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
私の起業の講座の参加者には、
会社員で副業をしているけれど
いつまで経っても成果がでない人がいます。
また、起業をしているけれど
ずっと個人事業主の域を脱せず、
ビジネスが小さいままの人もいます。
これらの原因って、ビジネスのやり方を間違えているとか、
ビジネススキルが未熟なことが原因のときもありますが、
メンタルが原因のときも多いです。
たとえば、セルフイメージが固定されている場合です。
副業をしてうまくいく人って、
「自分は会社員だ」と思っていないんですよ。
「今は“仮の姿”で会社員にはなっているけれど、
自分の“本当の姿”は起業家なんだ!」
と思っているのです。
だからこそ行動力も上がるし、
起業家に必要なことに気づけるのです。
もし、「私は会社員だ」と思っていたら、
「暇なときにちょっと副業すればいいか……」
としか考えられません。
また、起業で本当に必要なこと、
たとえばセールスやマーケティングなどのスキルを
しっかりと身につけようとはしません。
意味、わかりますよね?
何かのセルフイメージを持つということは、
同時に盲点を作ってしまうのです。
このケースで言えば、
会社員として重要なことは目に入っても、
起業家として重要なことに気づけなくなるのです。
私だけでなく、多くの起業家が、
「起業ではセールスやマーケティングが大切です」
と言っていますが、馬耳東風なんですよね。
「私は副業をしている会社員だ」という
セルフイメージを持っている人がそれを聞いても、
「へー、そうなんだー、なるほどねー。
でも、私は起業家じゃないし、私には関係ない話だなー」
と頭に残らないし、行動しないのです。
ここでもし、「自分は起業家だ」という
セルフイメージを持っていたら、自分ごととして捉えて、
すぐに行動を起こすことでしょう。
たとえば、マーケティングやセールスの本や講座に
すぐに自己投資することでしょう。
最後に質問です。
この文章を読んで、あなたはどんな行動をとりますか?
すぐに自己投資をするのか、否(いな)か。
もし後者で、何も自己投資をしないとしたら、
まだ「自分は起業家だ」というセルフイメージが
身についていないのでしょう。
そんなセルフイメージのまま副業をするのは
終わっています(笑)。