こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
昨日の内容に2つの質問がありました。
1)「起業力」とは具体的にどんな能力を指しているのでしょうか?(個人的にはいくつかの能力・資質が含まれているように思います)
2)また、起業力が50%以下の人は起業しないほうが良いとのことですが、その弊害は具体的にどんなことでしょうか?
ご質問いただいたOさん、ありがとうございます。
最初の質問から、順に回答します。
私が考える「起業力」には2つの要素があり、
簡単に言うと、以下の2つのかけ算です。
1.成功しやすい性格や思考力(心理学)
2.稼ぎやすい業種や能力(マーケティング)
まず、「成功しやすい性格や思考力」ですが、
私の講座「お金の心理学」のリーダーズコースで、
わりと妥当性が高い性格診断テストをしています。
その結果が世の中のトップ10%くらいなら
起業するのは悪くないでしょう。
次に「稼ぎやすい業種や能力」ですが、
残念ながらビジネスには、
稼ぎやすい業種と稼ぎにくい業種があります。
その稼ぎやすい業種において
あなたに能力と情熱があるといいですよね。
たとえば、セールスをするのが好きで、
圧倒的なセールス力があれば、
一生食っていくのに困りません。
逆に、いくら「成功しやすい性格や思考力」があっても
「稼ぎやすい業種や能力」の要素がなければ
結果は出せないでしょう。
そして、次の質問の答え。
もし起業力が低い人が起業をしてしまうと、
起業後にかなり苦労をしてしまうでしょう。
たとえば、要領が悪くて長時間労働になったり、
ストレス耐性が低くて対人関係で悩んだり、
そういったことが予想されます。
また、人に営業するのが苦手な人は
起業したら銀行残高がどんどん減っていき、
すぐに借金地獄になることでしょう。
多くの場合、こういったことがつらすぎて
せっかく会社を辞めて独立したのに、
数年後に会社員として再就職するケースが多いです。
今の日本だと、会社を辞めて再就職すると
前の会社よりも収入が下がることになります。
私としては、あなたには、そうなって欲しくない。
ですので、地に足を着けてもらいたいので、
現実的な話をしています。