こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
今日は非常にショッキングな話です。
自己啓発やビジネスの本を読んでも、
人生が変わらない理由についてです。
(読みたくない場合は、ここで閉じて下さい。)
これは、横浜国立大の堀之内高久(ほりのうち たかひさ)
元助教授が言われていた理論です。
※堀之内先生は、色々な経営者を
コーチング、カウンセリングされていて、
経営コンサルタントであれば、知らなければモグリです。
その理論によれば、人間には、3つのタイプの人がいると。
・トップ2割が「自己成長モデル」
・中間層6割が「コンプレイナーズ・モデル」
・下位の2割が「疾患モデル」
です。
簡単に説明をしますね。
トップ2割の「自己成長モデル」は、
「気づき」もあり、「変われる」人です。
特徴としては、変化と混沌を楽しめ、
自分からそこに飛び込んでいけることです。
中間層6割の「コンプレイナーズ・モデル」は、
「気づい」ても、「変われない」人です。
変化が怖く、自分1人では行動ができず、
周りの人と同じ行動をとってしまう人です。
コンプレイナーというのは、
「不平・不満を言う人」ということ。
他人に対して、環境に対して、
不平、不満を言うだけで、人生が変わらないのです。
最後に、下位2割の「疾患モデル」ですが、
「気づき」もなく、「変われない」人です。
そもそも、気づいていないので、
変わり様がありません。
「セミナーや本で学んで、結果を出すのは、
どんなに多くてもトップ20%の人」
ということを聞いたことはありませんか?
これは、変化と混沌を楽しめ、
自分からそこに飛び込んでいける「自己成長モデル」の人しか
結果が出せないということを表しています。
つまり、世の中の人のうち、
下位80%の方は、何かやり方を学んだところで、
今のままでは結果が出ないということになります。
こういった場合の解決策は2つ。
1つは、考え方を変えてくれるような
人に師事するということ。
人間の脳は死ぬまで変化し続けますし、
性格も変わり続けますから。
2つ目は、変化する集団の中に身をおくこと。
自分一人で変化に飛び込むのは無理でも、
周りの人と一緒なら大丈夫な人は
たくさんいます。
さて、一番大切なこと。
こういった理論を話すと、
あなたは落ち込むかもしれませんね。
何しろ、私自身がそうでしたから。
「自分は何かできるはずだ」という思いと、
「自分には無理かも……」という思いが、
常に交錯していました。
いや、今でもその思いはまだあります。
ですが、やるべきことと言ったら、
現実を直視しながら、信じ続ける以外にないのです。
また、この2・6・2の理論はあくまで経験則であり、
エビデンスがあるわけではありませんしね。
少しずつ、考え方を変えていきましょう。