こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
先日、あるセミナーに出たのですが、
その懇親会の場で、昔の友人と再開しました。
その友人、年収数千万円をとっていて、
一般的なレベルで言えば、経済的な成功を
おさめていると言ってもいいと思います。
その時、収入とやる気の関係の話になりました。
面白いのは、年収が1千万円を超えたあたりから、
仕事のやる気が少しずつ下がっていく、ということ。
これは、確かに私の経験からしてもうなづけます。
高級車を買うとか、よほどの贅沢をしない限り、
そこそこの生活はできるのです。
何でも買えるからこそ、何も買わないでもいい。
そうすると、モチベーションのスイッチが
今までとは変わっていくのです。
自分の欲のために働くことから、
周りの人のために働くことへ。
そういえば、中国のことわざで、
こんなことわざがありますね。
1時間の幸福が欲しいなら、昼寝をしなさい。
1日の幸福が欲しいなら、釣りに行きなさい。
1カ月の幸福が欲しいなら、結婚しなさい。
1年の幸福が欲しいなら、財産を相続しなさい。
一生の幸福が欲しいなら、人を助けなさい。
自分の金銭欲のようなギラギラしたやる気が
段々と少なくなってくるので、
それだけでは働けなくなってくるのです。
もっと人を助けたい、という
「幸せ」に根ざしたやる気に変わる、
と言ってもいいと思います。
お金とか、物欲とか、自分のために仕事をして、
そこそこ結果が出てきたのであれば、
うまく、モチベーションのスイッチを切り替えたいですね。