こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
コーチングやカウンセリングなどの講座では、
こんなことを言う参加者が散見します。
「私の夫(または妻)はメンタルに問題があるので、
コーチング/カウンセリングを受けてもらいたい」と。
こう言う人って、自分の感情や状況が
まったくメタ認知できていない愚か者です。
なぜなら、コーチング/カウンセリングが本当に必要なのは
他ならぬ自分自身だからです。
「配偶者はメンタルに問題であり、
相手が変わってくれれば自分の人生はうまくいく」
というメンタルそのものが問題なんですよね。
まず自分のメンタルを変える必要があるのです。
「自分の人生がうまくいっていないのは
他人(配偶者など)のせいである」という、
ゲスな被害者意識を変えましょう。
こういうメンタルの人は、どんな人と付き合っても
どうせうまくいかないからです。
ですから、私はこう思うのです、
「お前がメンタルを変えろよ!」と。
ただ、相手のメンタルに問題がないとは言わないです。
相手のメンタルに問題がある場合もありますが、
それでもこれを変えることは難しいのです。
なぜなら、「誰かにメンタルを変えられたい」とは
相手は思っていないからです。
そういう人は、コーチング/カウンセリングを
強引に受けさせたところで何も変化しません。
人のメンタルが変わる時は、
「自分のメンタルを絶対にどうしても変えたい!」
と強く望んだ時だけなのです。
ですので、相手のメンタルに問題があって、
関係を維持するのがむずかしい場合、
早い話が離婚するしかないわけですね。
整理するとこうなります。
1.相手のメンタルを変えたいのであれば、
自分のメンタルを変えろ!
2.相手に問題があったとしても、相手はどうせ変わらない!
3.変わらない相手と付き合えないなら、離婚しろ!
以上