こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
セミナーや講座などに参加することを
「自己投資」という表現をすることがあります。
この「自己投資」という表現は、
本当に的を射ていると私は思っています。
なぜなら、「自己投資」も普通の「投資」と何も変わらない、
と私は考えているからです。
すなわち、自己投資をするときも
投資と同じようにルールを守らなければ
ほぼ確実に失敗するのです。
人によっては自己破産をするでしょう。
たとえば、投資で大切なルールは何でしょうか?
たくさんありますが、その1つは、
「投資に参加する前に、損切りラインを決めておく」
ことです。
普通の人は、株などに投資をする前に、
「このラインよりも下がってしまったら、
いくら損を出していようとそこで退場する」
と決めてからエントリーしますよね。
それなのに、どうして、自己投資のときには、
損切りラインを事前に決めないのでしょうか?
これはあくまでも損切りラインの例ですが、
「講座の内容を半年間実践して、5万円も稼げなければ、
いくら損をしていてもそこで退場する」
といった損切りラインを事前に決めずに
自己投資する情報弱者が多すぎます。
それどころか、半年間で利益が出ないと、
投資したお金を取り戻そうと熱くなって、
もっと自己投資をする場合さえあります。
負けを認められず、ナンピン買いをして、
借金を増やしてしまう投資家と同じです。
また、損切りと同様に利益確定のラインを
投資の前に決めておくのも重要です。
たとえば実際の投資であれば、
「この期間でこのラインを上回ったら、
それ以上に利益が出そうでも、ここで決済する」
と事前に決めてから投資しますよね。
自己投資でもそれは重要です。
たとえば、初心者向けの集客の講座に
あなたが参加したとしましょう。
講座の参加費が30万円だったとして、
その内容を実践して、利益を100万円出したとします。
これって立派なことですよね、
投資額の3倍以上のリターンになった訳ですから。
ただ、私ならそのあたりで利益を確定させます。
初心者向けの集客の講座の内容を
いつまでも実践し続けることは、私なら絶対にしません。
たしかに、初心者向けの集客の講座であれば
小さくは稼げるかもしれません。
しかし、中上級者向けの集客の講座ではないので
それだけでは大きくは稼げないでしょう。
ゆえに初心者向けの講座の内容を実践し続けたところで、
大きく稼げる見込みがないのです。
情報弱者ほど、過去の小さな成功体験にしがみつくので、
時間をムダにしてしまうのです。
このように、自己投資も投資と同じで、
損切りラインや利益確定ラインを事前に決めずに
投資をしたら痛い目に合うのです。