こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
さて……
「ビジネスにおける資産とは何ですか?」
先日、こんな質問をしました。
すると、多くの方がご返信を下さいました。
本当にありがとうございます。
※ここで言う資産とは、帳簿上の資産ではなく、
「何年後も売上を上げ続けてくれるもの」
という意味で使っています。
今日は、その中から、いくつか素晴らしいと
思ったものをご紹介したいと思います。
・本質を見抜く洞察力 (N様)
いいですね、素晴らしいと思います。
洞察力に限らず、セールスやマーケティングなど、
売上に直結するような知識や思考スキルなどは
みんな資産と言えますね。
しかも、資産でありながら、
帳簿上では資産ではないので、税金はとられない。
ここが素晴らしいところです。
一方で、不労所得を与えてくれる不動産という資産は、
帳簿上でも資産なので、残念ながら固定資産税を
取られてしまいます。
経営者が、本やセミナーなどに
お金を投資するのは、ここに理由があります。
・元締めになるようなビジネス(家元、JRA、楽天、YAHOO!……など)
・信頼できる人達との人脈、パートナーシップ
・特許を得たもの、権利ビジネス
・不動産
(M様)
どれも非常に良いと思います。
特に、信頼できる人達との人脈、
パートナーシップというのは
ビジネスをしていないと出てこないアイディアだと思います。
・見込み客リスト、既存客リスト
・自分自身のビジネスの成功の感覚
・MLMのような販売組織形態にハマった場合のダウンライン
(N様)
自転車は、乗れるまでが大変ですが、
一度乗れるようになると、次からは簡単ですよね。
ビジネスも基本的には同様です。
短期的に成功しただけの一発屋は別ですが、
何年にもわたって結果を出し続けている方の場合、
その成功には再現性がある、ということになります。
ただし、今までの成功パターンに固執すぎると
変化が起きたとき、それが首をしめることもあるので
注意は必要ですね。
有名な話だと、ソニーがブラウン管テレビに
固執しすぎた結果、液晶テレビへの移行が遅れ、
ソニーショックを起こしたような例です。
以上です。
良いご意見は他にもあったのですが、
特に素晴らしいと思ったものを取り上げました。
最後に。
あなたに質問です。
あなたの目指しているビジネスは、
「売上経営」ですか?
それとも、「資産経営」ですか?
短期的に「売上」を上げる事だけを考えていて、
長期的な「資産」を増やす方向に進んでいないなら、
ビジネスは先細りになります。
あなたは、「売上」を上げるために
どれくらいの時間やお金を投資しているでしょうか?
それが、「今年」、あなたの財布に
お金を入れてくれるでしょう。
そして。
あなたは、「資産」を増やすために
どれくらいの時間やお金を投資しているでしょうか?
それが、「将来ずっと」、あなたの財布に
お金を入れてくれるでしょう。