こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
国際成人力調査によって、
「日本人の読解力がとても低いことがわかった」
という内容を少し前に書きました。
ご参考:日本人の読解力のレベル
これは逆に言えば、読解力がある人にとっては
それだけで強みになることを表しています。
ダラダラとビジネス書を読んだとしても
ちゃんと内容を理解できるような人は、
それだけで差別化できるのです。
事実、本を年間何百冊と読むような人ほど
ビジネス書を高い集中力で読んでいません。
とても低い集中力で、漫然と読んでいるだけです。
だらーんとソファーに寄りかかって、
ポテトチップスをパリパリと食べながら
ビジネス書を読むくらいの集中力の低さです。
あるいは、テレビのバラエティー番組を見ながら
デリバリーのピザをムシャムシャと食べながら
ビジネス書を読むくらいの集中力の低さです。
それくらい低い集中力の状態で本を読んでも、
読解力がある人はちゃんと理解しているのです。
読解力がある人は、たとえインフルエンザで
40℃の熱が出ていたとしても
ごくごく普通に本を読めます。
逆に、読解力がない人は集中力が高い状態でないと
面倒くさく感じてビジネス書が読めないのです。
眠いと本が読めないとか、
仕事の帰りで疲れていると本が読めない人は、
単純に読解力が低いと言わざるをえません。
「私は読解力が低いかも」と思った人は、
その厳しい現実を直視して、
文章以外の土俵で勝負をしたほうがいいでしょう。
別に本が読めなくても
ビジネスで成功している人は多いですので、
落胆する必要はありません。