こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
自己肯定感が低い人の中には
自分の感情を他人に隠す人がいます。
「人前で喜怒哀楽を出すのが恥ずかしい」とか、
「感情を抑えきれないところを人前に見せたくない」とか、
そういった気持ちが強い人です。
彼らが感情を隠す理由としては、
「人前で感情を出すと、他人に嫌われる」とか、
「感情をあらわにするのは、弱さの証拠」と
思っている場合もあります。
しかし、実際には感情を隠すほうが他人に嫌われるのです。
なぜなら、周りはこんな反応をするからです。
・「この人、何を考えているか分からない」と思う
・「友人や恋人としては付き合いにくい」と感じる
・「もしかして怒っているのでは?」という気持ちを持つ
こういった感情を隠す人が
会社の上司になると最悪ですね(笑)。
その人の気持ちを部下は察することができないので
常に不安な精神状態になるからです。
また、感情を隠す人が結婚して、子供が生まれると
その子供はかわいそうですね。
子供は親の感情を見ながら学んで育つので、
子供まで自己肯定感が低い、感情を隠す大人になるのです。
そしてもちろん、感情を隠していると
他人よりも自分がデメリットをこうむります。
たとえば、自分の感情を隠し続けていると、
自分の感情がわからなくなってしまうのです。
いわゆるアレキシサイミア(失感情症)の状況ですね。
ご参考:やりたいことが見つからない方へ
さらに感情がわからない状態を何十年も続けると、
最終的に自分の感情がなくなってしまいます。
そうなると、もう手遅れですね。