こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
たまに街角で、ボランティアとか動物愛護の
活動をしている人っていますよね。
「恵まれない動物に、愛の募金を!」みたいに、
声をあげている人です。
しかし、私が世の中を斜めに見ているのかもしれませんが、
彼らの活動はそれ自体が目的ではないことがある、
と感じています。
とくに多いのは、弱者を助けることによって
自分自身を助けようとしている場合です。
つまり、弱者とは自分の投影なのです。
意味がわかりますか?
恵まれない人や動物を助けることによって、
実は自分を助けたいと思っているのです。
「恵まれない動物たちに、愛の募金を!」
と街角で言っている人がいますが、
・彼らが恵まれないと思っているのは、他ならぬ自分自身であり
・お金が欲しいのも、やはり他ならぬ自分自身である、
といったケースは結構多いですね。
こういった人というのは、
画家のゴッホのような生き方をしているのです。
生理的欲求や親和の欲求など、
自分の下の欲求を満たすことをせずに、
自己実現とか自己超越の欲求から満たそうとしているのです。
私は以前、こんな記事を書いたので、
あわせて読んでみてください。
ご参考:マズローの、下から満たせ!
自分の下の欲求から順番に満たしていって、
上の欲求まで満たしてあげると、
最後は利他の心が出てきますね、自然に。