こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
起業や副業では、マーケティングやセールスって
とても重要な要素です。
これがないとまず失敗してしまいます。
ただし、ビジネスが順調に成長していって、
あなたの役割が起業家から経営者になると、
マーケティングやセールスの優先順位が下がります。
あなた以外にマネジメントをする人がいないので、
マーケティングやセールスよりも
マネジメントのほうを優先する必要がでてくるからです。
ですから、マーケティングやセールスで悩んでいる社長は、
まだまだ小さな会社なんですよね。
私の周りの経営者を見ても、
年商で10億円以上のレベルになると、
マーケティングやセールスではほとんど悩んでいません。
それらはもうとっくに卒業して、
マネジメントにフォーカスしているのです。
・どのように優秀な人を採用して、そして定着させるか?
・どのような面接をすれば、ハイパフォーマーを見極められるか?
・どうすれば、スタッフがもっともっと売ってくれるか?
・どうしたら、もっと自発的に社員が動いてくれるか?
・社員がもっと楽しく幸せに仕事できるためにはどうすればいいか?
・社員が、理念から外れた行動をするが、どうしたものか?
など、こんなことで悩んでいるわけです。
さて、以前私は『ビジョナリー・カンパニー』という
経営書のシリーズの要約を書いたことがあります。
本気でまとめたので、ぜひ読んでみてください。
経営書『ビジョナリー・カンパニー』シリーズは、
一言であらわすなら、
「何百万社ものデータを分析してわかった、
正しい経営をまとめた経営書」
のシリーズです。
このシリーズを1〜4まで読んでわかることは、
本の中にマーケティングやセールスという言葉が
ほとんど出てこないことです。
その内容のほとんどはマネジメントばかりなのです。
つまり、ビジョナリー・カンパニーと
そうでない凡庸な企業のちがいは何かというと、
マネジメントなんですよね。
マーケティングやセールスを卒業し、
マネジメントにフォーカスし始めたとき、
起業家から経営者に変わったと言えるでしょう。
今日の内容を読んでピンと来た人は
「私は起業家だ」というセルフイメージを捨てて、
経営者のセルフイメージになってくださいね。
マネジメントをするのが経営者の仕事です。