こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
起業をして失敗する人の1つのパターンとして、
自由を求めて起業する傾向にあります。
・会社をやめて、毎日自由な生活をしたい
・誰にも指示されたくない
・労働時間を減らして好きな場所に遊びに行きたい
こういう考え方って、典型的な情報弱者ですよね(笑)。
そもそも現時点で圧倒的に自由ではないでしょうか。
まず、時代を考えてみましょう。
戦時中の日本のように言論統制されているわけでもなく、
本当に自由に発言できますよね。
また、江戸時代のような生まれつきの身分差別もなく、
住む場所も自由に選べます。
次に、国を考えてみましょう。
中国のようにGoogleにアクセスできないわけでもなく、
「天安門事件」と検索することもできます。
新興国のように、洗濯板で1日何時間も洗濯しなくても、
日本なら洗濯機で一発ですよね。
アメリカのように、高額すぎて医療を受けられないことも
日本ではほとんどありません。
最後に、健康を考えてみましょう。
もしあなたが健康で五体満足だったとしたら、
障害者に比べてはるかに自由に生きているはずです。
時代、国、健康など、あらゆる点で考えて、
すでにかなり高水準で自由に生きていると言えます。
これだけ恵まれていて自由を感じられないとしたら、
その考え方が問題だと思いませんか?
情報起業家たちに、「あなたは今、不自由です」と
洗脳されているのでしょう(笑)。
もちろん、会社なら上司に腹が立つとか、
収入が低くて自由に海外旅行などに行けないとか、
いろいろな悩みもあるでしょう。
でも、そういった悩みはトレードオフで、
起業したらしたでまた新しい悩みは生まれます。
たとえば、集客や資金繰り、マネジメントの悩みなど、
どこまでいってもなくなることはありません。
それに、「会社をやめて、毎日自由な生活をしたい」
という動機で退職して起業をしたとしたら、
起業後に行動できなくなりますよ。
なぜなら、起業してすぐにその目的が達成されてしまい、
目的を見失うからです(笑)。