こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
多くの駆け出し起業家を見ていると、
「時間がない」と嘆いていることが多いです。
そういう人に対して、私が問いたいことは
「ちゃんとデレゲーションができていますか?」
ということ。
※デレゲーションとは日本語に訳すと「委任」のことですね。
すると、「はい、できています」と答えるのです。
いいえ、絶対にできていません。
もし適切にデレゲーションができているのであれば、
時間がないなんてことはありえないからです。
覚えておきましょう。
デレゲーションには2つの要素があります。
1.行動のデレゲーション
2.判断のデレゲーション
ここでいう「1.行動のデレゲーション」というのは
たとえば今までは自分が何かを印刷していたとして、
その行動をそっくりそのまま他の人にしてもらうことです。
たとえば、印刷会社で印刷してもらうとかです。
この「行動のデレゲーション」はカンタンで、
バカ起業家でもできます。
これができないなら、完全に終わっています(笑)。
圧倒的にむずかしいのは、「2.判断のデレゲーション」。
要は、あなたの代わりに
他人にこんな判断をしてもらうことですね。
・仕事のできをチェックしてもらう
・うまくいっていないときに改善策を考えてもらう
・プロジェクトの計画を立ててもらう
・大きな経費のものを購入してもらう
・新しいプロジェクトを考えて、始めてもらう
できれば、あなたが何も言わなくても、
自発的にこんな判断をしてくれたら最高です。
これができると、自分の分身ができたのと同じですね。
多くの起業家は「1.行動のデレゲーション」しか
できていないのです、残念ながら。
その場合、自分がチェックマシーンになったり、
意思決定マシーンになったりして、
以前として判断をし続けないといけない。
「2.判断のデレゲーション」ができないうちは
時間がなくて当然です。
つまり、「1.行動のデレゲーション」だけでなく、
「2.判断のデレゲーション」もすることが
起業家の仕事なのです。
コメント
こんばんは。
harutoと申します。
今回の記事内容の「委任」について、
デグレーションができていないという意味が
理解できました。
判断のデグレーションは意識になかったです。
決断は自分がやる物、という考えでした。
自分の分身が増えると、時間が空く。
自発手にな行動ができる分身がいれば、
素晴らしい!
・・・
それができる人材を育成しないと!
ありがとうございました。