こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
私は色々なセールスコピーライターを知っていますが、
人によって書き方がまったくちがいます。
※セールスコピーライターというのは、
販売ページなどの文章を書く人のことですね。
たとえば、とあるコピーライターは、
「目の前にお客さんがいるところをイメージして、
その人に語りかけるつもりで書け」
と部下に教えていました。
その理由は、おそらくその人自身が、
そうやって書いた方がうまく書けるからでしょう。
私の経験上、このやり方でうまく書ける人は
イメージ力が豊かなことが多いです。
また、私の知っている別のコピーライターは、
「とにかくアンケートをたくさんとって、
回答に出てきた単語を埋め込んでいけ」
と生徒に教えていました。
この理由は、おそらくこの人自身が
イメージ力が弱いからでしょう。
ですので、へたにイメージをするよりも、
淡々と作業をこなしていくように書いた方が
売れる文章が書けるわけです。
ちなみに、私の書き方は……
内容によって、書き方がまったく変わりますね。
最初の例のように、お客さんをイメージしながら
語りかけるようにして書くときもありますし、
アンケート結果を使って書くときもあります。
また、100人くらいの参加者がいるセミナーで
私自身が講演しているところをイメージしながら
文章を書くときもあります。
理念や想いを書くときは、
この方法で書くことがとくに多いです。
というように、文章を書くときの方法は
人によってまったく違います。
それで、「どの方法が正解か」と聞かれると、
書いたコピーで売れているのであれば、
どの方法も正解なんですね(笑)。
ですので、あなたと性格やタイプが近い人の
書き方をお手本とするといいでしょう。
もしあなたが、イメージ力が弱くて、
お客さんをイメージするのが苦手なら、
アンケートをもとに書く人をお手本にしましょう。
あなたと性格やタイプが遠い人のやり方を
無理に実践すると精神的にしんどくなります。
それにしても、コピーライターの中で、
こういったメタ(高次)な知識を教えてくれる人は
ほとんどいないんですよね。
視点が低い先生から学んだ場合、
あなたと先生の性格やタイプが近いときしか
結果が出にくくなりますね。
メタではない、視点が低い先生から学ぶと
どうしても遠回りになってしまうのです。