こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
メールマガジンの読者と初めて会ったときに
私がよく言われることの1つが、
「相馬さんって、意外と身長が高いんですね!」
という言葉です。
たしかに、私の身長は179cmなので、
日本人男性の平均より9cmくらい高いです。
さて、社会心理学においては、
身長と権威性は密接なつながりがあります。
たとえば、ある同一人物の肩書きを変えて、
被験者に予想身長を聞いた実験があります。
ある時は「学生」と名乗り、
ある時は「助教授」と名乗り、
ある時は「教授」と名乗りました。
すると、「学生」と「教授」では、
被験者が予想した身長の差がなんと6cmもありました。
つまり、同一人物なのに、肩書が上なほど
被験者は身長が高いと判断したのです。
これは、逆もしかりです。
私たちは、相手の身長が高いほど、
権威性があると感じがちです。
アメリカの1900年以降の大統領選において、
身長が高い候補者が当選した確率が80%であることを
あなたはご存知ですか?
とくに、近年のアメリカの大統領はみんな高身長です。
身長191cmのドナルド・トランプをはじめ、
身長185cmのバラク・オバマ、
身長182cmのジョージ・W・ブッシュ、
身長185cmのビル・クリントンなど、
ここ20年以上は全員が180cmを超えていますね。
今日の結論。
肩書が上だと、身長を高く感じます。
逆もしかりで、身長が高いだけで
人は権威性を感じてしまいます。
つまり、ここから推測できることは
「相馬さんって、意外と身長が高いんですね!」
と言ってきたメールマガジンの読者は、
私に対して権威性を感じていなかったのでしょう(笑)。