こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
昨日は、本当は自分で自分を傷つけているのに、
「あなたに傷つけられた!」というように
他人に怒りを向ける人の話を書きました。
つまり、自己肯定感が低い人ほど、
仕事や立場、成果、意見を批判されただけなのに、
まるで自分自身を攻撃されたかのように感じるのです。
この原因ですが、とてもシンプルです。
それは、たとえば、自己肯定感が低い人ほど、
「仕事でミスをするような人はダメな人間だ」
というように考えているからなんですね。
ですから、職場で同僚から
「あなたの仕事って、ミスが多いですね」
と言われたら、「傷つけられた」と感じるのです。
彼らの愚かな思考プロセスはこうです。
1.この人いわく、私の仕事はミスが多いらしい
↓
2.仕事でミスをするような人はダメな人間だ
↓
3.つまり、この人は私をダメな人間だと言っている
↓
4.私はこの人に傷つけられた!
↓
5.私は傷つけられたのだから、謝ってほしい!
見てのとおり、上の2番目の自動思考が
4番目以降の怒りを作り出しているわけですね。
つまり、本当は自分で自分を傷つけているのに、
「相手が原因」とすり変えているのです。
そして、彼らは自分を正当化して、
相手に怒りを振りかざすのです。
この正当化のことを、自己欺瞞と言います。
ご参考:自己正当化は破滅する
私の言いたいこと、わかりますよね。
このように、自己肯定感が傷ついている人は、
人を傷つけたくてたまらないのです。
他人はもちろん、自分自身も。
私が、自己肯定感が低い人に近寄らないのは
これが理由です(笑)。
私がちょっと批判をしただけでも、
すぐに彼らの逆鱗に触れるのです。
彼らの頭の中では自動思考が始まって、
自分で自分を傷つけて、私に怒りをふりかざし、
謝罪さえ要求する面倒な存在だからです(笑)。
重要なので繰り返しますが、
「仕事でミスをするような人はダメな人間だ」
という自動思考が本当の原因なのですが、
彼らはそれを改善しようとしないのです。
この原因を根本解決する方法は、
私の講座「お金の心理学」でだけ伝えています。