こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
昨日の、「人にやさしくできない人」というブログには、
かなりの反響がありました。
とても私が返信できないくらいの返信です。
今日のブログは、昨日の補足ですが、
自分/他人に対して、厳しくする/優しくするには、
いくつかの代表的なパターンがあります。
(1)ナルシストな幼稚性パターン
自分自身は素晴らしいと思っていて、
他人を見下している場合です。
自分に対する限りない賞賛を求める一方で、
小さな失敗をするだけですぐに心が折れるという
幼稚さの塊、まさにお子様です。
自分がやることは何でもOKで、
他人がやることはほとんどダメ、
という歪んだ価値観です。
こういう人は、自分に甘く、
他の人に厳しくなります。
ちなみに、セミナー講師やコンサルタントにも多いパターンで、
ナルシストで、常に上から目線で偉そうなので、
見つけたら「お子様だ」だと笑ってあげましょう。(笑)
(2)自己否定の自信喪失パターン
他人は素晴らしいと思っているが、
自分自身は全部ダメだと思っている場合です。
他人は自分よりも優れていると思い込み、
自分と他人を比べて劣等感に浸り、
常に自信喪失状態になります。
セミナーなどで何かを教わっても、
「それは、●●さんだから出来るんでしょ」
としか思えないので、行動できないタイプです。
横暴な両親に育てられたりすると、
このパターンになることがあります。
※または、(1)のパターンになります。
こういう人は、自分に厳しく、
他の人に甘くなります。
(3)恨みをもった狂犬パターン
自分自身も、他の人もダメだと思っている場合です。
世の中に対して恨みをもっていて、
不満を心の中に溜め込んでいます。
自分のできていないところにも怒りを持っている一方で、
世の中に対しても怒りがあり、それが爆発すると、
狂犬のように誰かを責めたり、攻撃したりします。
ストレスは、誰かを攻撃したり、
過食をすることで発散する場合が多いです。
こういう人は、自分にも厳しく、
他の人にも厳しくなります。
※ポイントは、厳しいのが良い訳ではなく、
優しいのが良い訳でもない、ということです。
自分にしても、他人にしても、
客観的に、等身大で評価することが大事なのです。
その上で、厳しくするときは厳しく。
優しくするときは優しく。
ただ、私たちは色眼鏡をかけていますので、
どうしてもそれが難しいというわけですね。
特に、上記のようなパターンが強いと、
自分や他人をまともに評価出来ないのです。