こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
私は、会社員をやめて独立してから
9年くらいが経ちました。
それで、ここまでの道のりを振り返ると、
山あり谷ありで色々なことがありました。
お金がつきて、「もう本当にダメかも」と
思ったことも何度もあります(笑)。
大きなセミナー会場を借りたものの、
ちっとも集客ができずに大赤字になり、
血の気が引く思いをしたことも何度もあります(笑)。
そうやって、落ち目になると、
焦りや絶望が顔ににじみ出てしまうようで、
周りの人がどんどん去っていくんですよね。
「ああ、相馬さんは、終わったな」と。
その体験はできればしたくなかったですが、
今思い返すといいこともありました。
それは、誰が本当のギバーなのか、
どういう人がギバーなのか、わかったことです。
興味深いことに、落ち目になったときに
ギバー以外の人は自分の周りから
スーッと去っていきます。
まるで、地震のときにドブネズミが
一目散に逃げるかのように。
例によって、動画キャンペーンの紹介を
依頼してくるようなテイカーたちは
何の音沙汰もなくなります。
そう、テイカーにとっては
「金の切れ目が縁の切れ目」なのです。
逆に、ギバーの人は心配して
積極的に声をかけてくれるんですよね。
「苦しそうですが、大丈夫ですか?」
「何かお手伝いできることはありますか?」
こう言われたときは、地獄に仏の心境でした。
ビジネスが落ち目になるのは辛かったですが、
人を見る目を養えたことは、長い目で見て、
私にとって良い体験になりました。
そうしたこともあって、
以前よりは人を見る目がついた気がします。
ですので。
もし、あなたが今落ち目だったとしたら、
辛いでしょうが、周りの人をよく見ましょう。
落ち目だったとしても付き合ってくれるのが
本当のギバー(あるいは本当の親友)なので、
そういう人と付き合えばいいのです。
落ち目になって去っていくような人は
「そもそも最初から付き合わない方がよい人だった」
と思って自分を納得させましょう。
むしろ、死肉を喰らう汚いドブネズミたちが
自分からはなれてくれたことに
感謝するといいでしょう。