こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
先日、「会社員よりも社長の教育に携わりたい」
ということを書きました。
ご参考:上を変えたい。
その理由は、「上である社長が変われば、
その下の会社員はすぐに変わるから」
ということが理由です。
ですが、今日気がついたのは、
社長以上に、社長に指導しているコンサルタントを
変えるのがベストだということです。
要は、コンサルタントが変われば社長が変わり、
社長が変われば会社員が変わる、という流れですね。
たとえば、実際に私が見た例をご紹介しましょう。
ワーカホリックで常に収入アップばかり考えている
コンサルタントがいたのです。
※一応解説しておくと、ワーカホリックは
日本では良い風に捉える人も多いですが、
れっきとした依存症の1つで、メンタルの病気です。
そのコンサルタントは、クライアントに対しても
自分と同じように常に常に仕事に取り組むように
教えていたのです。
それだけでなく、家族もかえりみずに
仕事する背中を見せていました……。
毎月のように全国各地へ出張に行き、
0時を過ぎてから家に帰るような生活です。
その結果、どうなったかというと、
そのコンサルタントは(そしてそのクライアントも)
燃え尽きてしまったのです。
その理由は、コンサルタントの心の奥底にあった
自己肯定感の低さです。
・結果を出さなければ自分には価値がない
・ライバルよりも大きな収入にならなければいけない
・出した結果の大きさ=自分の価値
などなど、そういった価値観が邪魔をして、
限界を超えて働き続けてしまったのです。
本人は、口では「働くのが好き」と言っていましたが、
私のような心理学の専門家からすると明らかなウソでした。
このように、クライアントとは良くも悪くも
コンサルタントをマネする生き物なのです。
だからこそ、最初にコンサルタントの心を
ケアしてあげることが大切だな、と思うのです。