こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
Googleの人事担当であるラズロ・ボックが書いた、
『ワーク・ルールズ!』という名著があります。
ご参考:『ワーク・ルールズ!』ラズロ・ボック (著), 鬼澤 忍 (翻訳), 矢羽野 薫 (翻訳)
この本では、Googleの採用基準の1つとして、
「謙虚な人であること」をあげています。
ここで言う謙虚さを私なりに解釈すると
「自分の実力を等身大で評価できる人」
という意味ですね。
※以前も書きましたが、自分の実力を
誇大に評価してしまうのは幼稚さの象徴です。
ご参考:誇大広告はなくならない
たとえば、IT系のプロジェクトでよくあるのが、
「鳴り物入りで入ってきた中途のスタッフが
実は全然仕事ができなかった」というケースです。
これはまさに、その中途のスタッフが
自分の実力を誇大に評価して、採用面接のときに
誇大にアピールしてきたことが原因です。
いや、面接官が、相手の誇大自己を
見抜けなかったことが本当の原因でしょうね。
ですので、誇大自己の人の場合、採用前の評価と、
実際の仕事の実力は反比例するのです。
このように、心理学の側面から考えても、
謙虚でない人は仕事ができないと思ってください。
とくに、「自分は仕事ができる」と
アピールしてくる人は最悪ですね(笑)。
謙虚さがなく、精神的に幼稚なので、
たとえ仕事以外でも近寄らない方がいいでしょう。