こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
私から見ていると、仕事が遅い人や
仕事でミスが多い人、仕事が苦手だという人ほど
基本をおろそかにしている傾向があります。
たとえば、かなり前ですが、
こんな相談をされたことがあります。
「相馬さんって、メールマガジンを書くのって、
面倒ではないんですか? 私、書きたいんですが、
面倒くさくて書けないんです……」
そこで、私はこんな質問をし返しました。
「あなたは、タイピングの練習を
今までどれくらいしてきましたか?」
すると、案の定、
「タイピングなんて、あまり練習してきませんでした」
といった答えが返ってきました。
やはり、そうでしょうね(笑)。
以前も書きましたが、人間は苦手な能力や
開発されていない能力を使おうとすると、
「面倒くさい」と感じるようにできています。
ご参考:強みと能力のフル活用
メールマガジンって書くときに
思考に指(タイプ速度)がついてこないと、
どうしても面倒くさくなって継続できません。
また、タイピングの練習をしていない人って
どうしても誤字脱字が多い文章になるので、
読者からしても読みにくいんですよね。
ちょっと、講釈をたれていいですか?(笑)
文章を書く仕事をしたいのであれば、
ちゃんと「有料」のタイピングソフトで練習しなさい!
私も『特打』というタイピングソフトを買って、
ワープロ検定1級レベルのタイプ速度になるまで
努力をしました。
ワープロ検定1級レベルって、
タイピングソフトで基礎を徹底して練習しないと
我流では絶対に到達できない極みです。
ですが、情報弱者ほど練習しないですし、
せいぜい、「無料」のタイピングソフトで
練習するのがいいところ。
そうやって、お金を投資する意識がないから
人生が変わらないのです。
私がここまで強く言ったとしても、
たぶん買う人は読者の1%もいないと思います。
基礎を徹底するというのは地味ですが、
とても重要なことであり、
基礎に飽きない人だけが達人になれるのです。
イチロー選手を見ても、錦織圭選手を見ても、
基礎の徹底度合いが常軌を逸していますよね。