こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
私は今まで色々と心理学の本を読んできたため、
強い心の悩みを持った方が、
私のセミナーに参加されることも多いのです。
たまにいらっしゃるのは、
「見捨てられ不安」が強い方。
「私の居場所はどこにあるんだろう」
「こんな自分でも愛されるんだろうか……」
「~~でないと、自分は認められない」
といった、人から見捨てられることへの
不安が極めて強く、孤独な方ですね。
愛情、愛着の安全基地が築かれていない人が
こういったパターンになりがちです。
原因としては、幼少期に、
両親から愛されなかった(と本人が思い込んでいた)り、
重篤なトラウマなどが挙げられます。
こういった見捨てられ不安が強いと、
笑っていても、どこかに「影」を感じたり、
とにかく人に依存をしたりします。
私は、フェイスブックやブログで見ると
そういう人は一発で分かります。
例えば、そういった人というのは
とにかく人と繋がりたいので、
コメントの量などが病的なほどに多かったり。
あるいは、顔文字を使いまくっていたり。
SNS中毒の状態で、常にパソコンに張り付いていたり。
女性の場合は、語尾に「にゃ」をつけて、
必要以上に可愛らしさをアピールしていたり。
まあ、他にも見分けるポイントはありますが、
このあたりにしておきます……
でも、そういった方に、私が申し上げたいのは、
大人とは、寂しい生き物なんですよ、
ということです。
私たちが生まれたばかりの頃は、親から、
それこそ無条件の愛を与えてもらえます。
ですが、成長していくに連れて、
無条件の愛は条件付きの愛に変わっていきます。
大人になるということは、
そういった条件付きの愛の中で
生きるということなのです。
だから、寂しくなるのです。
赤ちゃんの時とは違うのです。
無条件に、あなたのことを
受け入れてくれる居場所なんて、
この世界にはまずありません。
無条件に、あなたのことを
愛してくれる人なんて、まずいません。
無条件に、あなたのことを
認めてくれる人なて、まずいません。
でもね、例外はあります。
無条件に、自分の居場所を作ってくれて、
無条件に、自分のことを愛してくれて、
無条件に、自分のことを認めてくれる、
そんな存在はいます。
それは、残念ながら、私ではありません。
あなた自身です。
自分の居場所は、自分で作るしかないのです。
自分の事を無条件に認め、愛するのです。
それが、大人というもの。
私はカウンセラーではありませんから、
そういった見捨てられ不安が強い人を
助けるには実力不足です。
こういった方へのお勧めは、
良いカウンセラーやセラピストを
見つけることです。
逆に、コーチングとか自己啓発のセミナーに行くのは
ほとんど意味がありません。
各種パーソナリティ障害について
スラスラと話せるような人でないと
再トラウマになる場合もありますから気をつけて下さいね。
良いカウンセラーやセラピストが
見つかるといいですね。