こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
先日、ちょっとした経営者の集まりに参加してきました。
その集まりの場で話題になったのは、
平秀信(ひら・ひでのぶ)さんという経営者の話です。
※平秀信さんについては、
ビジネス心理学の「用語集」でもまとめています。
ご参考:平秀信とは
この平秀信さんは、
一時期は年収5億円だったときもあり、
情報起業の業界でよく知られている人物です。
さて、その経営者の集まりに、
平秀信さんのことをよく知っている人が
参加していたのです。
そして、その人は平秀信さんにこんな質問をしたそうです。
「平先生、平先生が新規事業を立ち上げるとしたら、
絶対に参入しない業界ってありますか?」と。
すると、平秀信さんは答えて曰く、
「広告が打てない業界には絶対に参入しないね」と。
この一連の話を聞いて、
私も「たしかに……」と納得しました。
少なくとも私も、広告が打てない業界には
絶対に参入したくないからです。
広告が打てないというのは、2つのパターンがあります。
1.医療業界のように規制が厳しくて広告を打てない
2.美容院のように利益率が低くて広告費を出すのがむずかしい
いずれにせよ、どちらのパターンでも
私は参入したくありません。
残酷な話ですが、世の中のビジネスって、
80対20の法則よりももっと格差があって
95対5の法則になっている業界も多いです。
つまり、広告を打っている上位5%の会社が、
業界の売上全体の95%をとっていて、
広告を打っていない下位95%の会社が、
業界の売上の残りの5%を奪い合っている、
超二極化の様相です。
つまり、上位の会社は95 ÷ 5 = 19%に対し、
下位の会社は5 ÷ 95 = 0.05%ということで
およそ365倍の収入格差があるのです。
広告を打つだけでトップ5%に入れるというのに、
ほとんどの情報弱者は金銭的なリスクを避けて
広告を打たないために低収入に甘んじているのです。
まあ、ここまで私が書いても、
情報弱者は広告を打ちたがらないので、
もう救いようがありません。
金銭的なリスクなしでリターンを求めているうちは
たとえ私の講座に申し込んだとしても
絶対に起業や副業で成功しませんね。