こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
昨日、私の過去の受講生から
ブログに対する返信をもらいました。
そのメールの中で、自分のことを棚に上げて、
ある業界の批判ばかりをしていたので、
「もっと現実を直視しなさい」と思いましたね(苦笑)。
さて、そのメールを読んで思い出したのですが、
実力がないのに自信過剰な人っていますよね。
「自分が、まだ大した結果を出していないのは
まだ、本気になれていないだけ」
という痛い言い訳をする人。
こういう人には、いくつか特徴があります。
たとえば、どこかの業界の批判をすることで、
その業界よりも自分の方が優れていることを
アピールしたり。
セミナーのボランティアスタッフになって、
他の受講生に教える手伝いをすることで、
精神的に上のポジションを取ろうとしたり。
いわゆるマウンティングという行動をするのです。
マウンティングとは、サルが自分の優位性を示すために
他のサルに馬乗りになるのと同じように、
人間関係で優位性を作ろうとする行動です。
つまり、実社会でうまくいっていない人ほど
自己愛(≒プライド)が満たせていないので
「私はまだ、本気になれてないだけ」
と言い訳する。
そして、満たされない自己愛を埋めるために
自分の優位性を示してマウンティングする、
サル的な行動をとるのです。
また、バッサリと斬ってしまいますが、
「私はまだ、本気になれてないだけ」
という言い訳は、全く的を射ていません(笑)。
NLPなどの心理学では、
「今のあなたが得ている結果がどうであれ、
それはあなたがベストをつくして得た結果である」
と考えるのです。
つまり、人生がうまくいっていないとしても、
その人は、もうすでに本気の本気の本気なのです。
ですので、もしマウンティングをしている人を見たら、
「ああ、この人は本気なのに人生がうまくいかないので、
人に優位性を示すことで自己愛を満たそうとしている
サル的な行動をしているんだな」
と理解するようにしましょう。