こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
生物の進化の過程をメタ認知すると、
ビジネスの世界の未来も占えます。
たとえば、生物の祖である単細胞生物。
アメーバなどが単細胞生物の代表ですが、
それらは1つの細胞で、ありとあらゆる「役割」を
こなしていますよね。
ひるがえって、ヒトはどうでしょうか?
およそ37兆個もの細胞があり、
それぞれの細胞は、特有の「役割」に特化しています。
例えば、胃であれば消化の役割に特化し、
目であれば見る役割に特化し、
小腸であれば栄養の吸収の役割に特化しているように。
私が何を言いたいかというと、
生物というのは進化するにつれて、
細胞ごとに役割の特化が起こるということです。
これはビジネスの世界でも同じで、
ビジネスが成熟するほど、
会社ごとに「役割」の特化が起きるのです。
たとえば、昔はマーケティング・コンサルタントが1人いれば
クライアントの会社の売上を上げられることができました。
しかし、今は違います。
リスティング広告ならリスティング広告コンサルタント、
YouTubeならYouTube集客コンサルタント……と
集客でも「役割」の専門特化が起こっているのです。
だからこそ、何かの「役割」に特化した
新しい業種がどんどん生まれているわけですね。
しかし、私はこの流れとは逆張りをしています。
なぜなら、特化が起こり、役割の数が増えると
「役割をまとめる役割」
が必要になるため、それを私がやろうとしているのです。
ヒトで言えば、皆さんがご存知のとおり、
甲状腺や副腎などの内分泌系や、脳や脊髄などの中枢神経系が
「役割をまとめる役割」に当たりますよね。
「役割をまとめる役割」とは、メタ役割です。
このように、生物の進化をメタ認知すれば、
ビジネスの未来を占うことができるのです。
これからのビジネスでは、特化した役割と、
「役割をまとめる役割」というメタ役割が
生まれていくことでしょう。