こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
昨日の「豊かになるためにアップダウンは必要なく
右肩上がりのままでいける」という内容に対して、
このような返信が来ました。
相馬さん
いつも楽しみにしております。
「豊かになるためにアップダウンは必要なく
右肩上がりのままでいける」というお話、
なるほどその通りです。
しかしながら、相馬さんのように
第三者に対して成功への働きかけをしてくれる人というのは
はからずも「強烈なダウン」を経験した人ではないかと思うのです。
自己を幸せにする副産物として
他人の幸せを意識する人は多いですが
本心で利他主義を掲げて活動する方というのは
ご苦労を背負われてきた方ではないかと感じます。
面白いのは、自主的にダウンに突っ込んでいった人は
このようなことはなく、
選択肢のない中でそのような状況に陥り
這い上がってきた人びとが
利他の活動をしているように見えます。
そして、判を押したように「私の真似をしないように」
と言いますよね(笑)
心理学の専門家の相馬さんはこの現象をどうお考えでしょうか。
もし機会があればメルマガのネタにして頂きたいです。
これからも楽しみにしております。
ご返信ありがとうございます。
私は正直、この質問に対する答えを持っていないので、
どう返信すればいいものか、考えてしまいました。
まず、私は、「本心で利他主義を掲げて活動する方」
ではありません(笑)。
自己を幸せにする副産物として
他人の幸せを意識する人間の典型例です。
また、選択肢がない中でダウンに
襲われたこともたしかにありますが、
自分の人生を振り返ってみると、
自分からダウンに突っ込んでいったことも
数え切れない程あります。
私の自己肯定感が低い時は、特にビジネスにおいて
自らアップを避け、ダウンに行っていました。
・良さそうなビジネスの提案が来たとしても
「私はまだまだですので……」と断って、
仕事をあえて受けず、お金に苦労したこともありました。
・自分の仕事に自信が持てなかったので、
見積もりを求められたときに、「不当に高い値段」を請求して
相手から断られるような状況を作ったこともあります。
・やりたくない仕事が来たとしても、
「若い時の苦労は買ってでもしろ」という信念で、
断らずに引き受けてしまったことも数知れず。
正直、こういった苦労は必要ないと思いますし、
今の私なら、何もメリットがないのでやらないと思います。
ただ、メリットがあるとしたら、
今、上記のような非合理な苦労をしている人の
気持ちがよく分かるということでしょうか。
私のような、メンタルがダメダメな人間でも、
人生を変えられるところを見せて、
勇気をあたえてあげたいという気持ちはあります。
誰でも大成功できるとは言いませんが、
講座の参加者を、金欠で苦労しないくらいの生活を
送れるようにしてあげたいとは思っていいます。
「(若い時の)苦労は買ってでもしろ」はウソですが、
「(若い時の)努力は買ってでもしろ」は正解です。
苦労には、精神的な苦しみが必ずついてきますが、
努力には、楽しい努力もありますので。
年齢に関係なく、苦しい努力を避けて、
コツコツと楽しい努力を続けられるようになれば
人生は自然と好転していきますね。