こんにちは。
相馬一進(そうまかずゆき)です。
「相馬さんは、本を出さないんですか?」
これは、たまにメールマガジンの読者から聞かれる質問です。
回答。まだ、出しません。
というよりも、なぜ本を出さないと
いけないのでしょうか?
セミナー講師とかコンサルタントは、
利益率がとても高い業種ですから、
PPC広告などにジャブジャブお金を使っても、
しっかりとマーケティングさえすれば
ペイできるはずです。
出版とか、Facebookとか、YouTubeとか、
広告費が無料の方法でないとペイできないとしたら、
その人にマーケティング力がない証拠です。
少なくとも私は、そういう人からは
マーケティングを学びたいとは、まったく思いません。
「ああ、この人は、マーケティングが苦手だから、
出版とか、Facebookとか、YouTubeとか、
広告費が無料の方法に頼っているんだろうな」
と判断して、別の人から学ぶことでしょう。
私がマーケティングを学ぶときは
「広告費を使って集客していない人」からは
基本的に学ばないようにしています。
広告を使ってもペイできている、というのは
マーケティング力のリトマス試験紙だからです。
また、私は、出版というのは、
マーケティングの手段ではなく、
社会貢献の手段だと信じています。
松下幸之助の『道をひらく』にせよ、
スティーブン・R.コヴィー博士の『7つの習慣』にせよ、
よい本というのは、著者よりも長生きします。
自分が死んだ後でも、後世の人に影響を与えられるのは
本のよいところだと思いますね。
だとしたら、私よりも先に死ぬような、
内容が薄っぺらい本、悪い本であれば、
出版する必要がないと信じているのです。
生涯を通して数冊くらいは、自分の命を刻んだ本を
出版できればいいなとは思っていますが、
バイブル商法というステマのために本を出す予定はありません。
ですので、今は、メールマガジンの読者にだけ
メッセージを届けたいと思っています。